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「ショウヘイは言葉で言い表せない」ベッツが“代役”1番・大谷翔平を笑顔で絶賛「感心しきれないよ」

THE DIGEST編集部

2024.07.04

手首の骨折で戦線離脱中のベッツが盟友・大谷について語った。(C)Getty Images

手首の骨折で戦線離脱中のベッツが盟友・大谷について語った。(C)Getty Images

 左手首骨折で戦線離脱中のムーキー・ベッツ(ロサンゼルス・ドジャース)が現地7月3日、本拠地で行なわれたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で地元中継局『SportsNet LA』のゲスト解説として放送席に座り、盟友・大谷翔平の直近の活躍について賛辞を寄せた。

 ベッツは6月16日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦で死球を受けて左手を骨折。現在、負傷者リスト(IL)入りしている。骨折した左手をサポーターで固定させたベッツは「良くなっている。動かすこともできる」と順調な回復をファンに報告している。

 試合中には自身の離脱後、代わりに1番を務めている大谷について言及する場面があった。「ショウヘイのことは本当に…言葉で言い表せないよね」と感嘆を漏らしながら、「毎回彼が打席に立つたびに、みんなはショウヘイがすごい事をやるのを期待している。それはたぶん、彼自身もそれに応えようとしている」と話し、大谷のパフォーマンスに称賛の言葉を送る。

 ベッツの指摘通り、1番に座った大谷の6月は凄まじいスタッツを叩き出した。26試合で打率.293、24打点、OPS1.110と驚異的な数字を記録し、月間12本塁打はリーグトップをマークした。同月のナ・リーグ月間MVPはブライス・ハーパー(フィラデルフィア・フィリーズ)に譲ったが、得意の6月で一気に数字をアップさせた大谷。打率.319、27本塁打はリーグトップを走り、64打点はリーグ3位につけトップと6差と首位は射程圏内。さらに70得点、長打率.642、OPS1.043を合わせると、リーグ5冠の大活躍を見せている。
 
 リードオフマンとしてチームをけん引する大谷にベッツは「彼に打順は関係ない。ショウヘイはショウヘイだよ。すべてに感心させられる。みんなから感心させられすぎて、もう感心しきれないよ」と笑顔で語り、「ショウヘイは、いつも全力で頑張っている。他のみんなと同じようにチームを理解している。彼はより高いレベルにいると思う」と尊敬するような視線を送り、試合を見守った。

 チームはこの日、投手陣が崩壊し16安打(4被弾)12失点を喫して大敗したが、53勝34敗の貯金「19」でナ・リーグ西地区首位を独走。投打で主力の故障者が続出しているなか、2位のサンディエゴ・パドレスに7.5ゲーム差をつけている。

構成●THE DIGEST編集部

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