球宴ユニホームに酷評の嵐だ。

　現地７月３日、MLB公式サイトは、間近に迫った現地16日開催のオールスター・ゲームで両リーグの選手が着用する特別ユニホームを発表。ア・リーグは、公式発表前にソーシャルメディア上でリークされていたが、このデザインに対して現地ファンから批判的な声が相次いでおり、米スポーツサイトも続々とその反応を取り上げている。

【動画】大谷翔平の27号２ランアーチが、右翼スタンドにいた少年の頭部を直撃したシーン 　まずア・リーグは、ベージュを基調とし、袖がコーラル（オレンジみのあるピンク色）。ナ・リーグは濃紺ベースで、袖がライトブルーというカラーリングだ。右肩にオールスターのロゴ、左肩に所属球団のロゴ、そして胸元には、それぞれ「AMERICAN LEAGUE」「NATIONAL LEAGUE」と大きくプリントされている。

　しかし、その出来を受け、米メディア『The Sporting News』は、「MLBファンがオールスター・ゲームのジャージを酷評」と題した記事を掲載。X（旧ツイッター）投稿のなかには、「今まで見たなかで最悪のジャージ」「ありえないくらい酷い」「それぞれの球団ユニホームを着せればいいのに」などと、厳しい声も少なくないようだ。

　また、米老舗スポーツ誌『Sports Illustrated』は、「オールスタージャージの画像がリークされ、SNS上で広まるも、あまり好意的な反応は得られず」と報道。「このジャージに対する落胆の声が早くも上がっており、選手が各球団のユニホームを着用していた過去のリーグに戻るよう求める声も多かった」と伝えている。

　なお同日、オールスターファン投票の最終結果も発表され、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、ナ・リーグのDH部門で選出。４年連続４度目の出場が決まっている。

構成●THE DIGEST編集部

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