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「絶対に狙うべきだ」ヤンキースが佐々木朗希獲得に名乗り? 米メディアが今オフ移籍の可能性を指摘「NYはメジャー史上最高のローテーションを手に入れる」

THE DIGEST編集部

2024.07.10

米メディアによると、ヤンキースが佐々木に関心を示しているという。(C)Getty Images

米メディアによると、ヤンキースが佐々木に関心を示しているという。(C)Getty Images

 若き「怪物」への海外からの視線はますます熱を帯びているようだ。これまで、米球界移籍の可能性が囁かれてきた千葉ロッテの佐々木朗希に対し、現在もニューヨーク・ヤンキースが強い関心を示していると米国で報じられている。

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 スポーツメディア『FANNATION』は現地7月8日、「ヤンキースは新進気鋭のエース投手を獲得すべきか?」と銘打ったトピックを配信。今季、ヤンキースのスカウト陣が佐々木を視察するため日本を訪れており、シーズン後半にも日本に行くという同球団の動きを記している。

 さらに、「ササキが次のオフシーズン中にポスティングされる保証はないが、広く期待されている」と見通しており、今オフの時点で23歳である佐々木が米球界移籍を試みた場合でも、巨額の資金を要さないと指摘。「ヤンキースは来年ペイロールを削減する可能性がある」と論じる同メディアは、大型契約にならない内容が球団にとって好ましいと主張する。

 一方で、他球団との競争も熾烈になるとして、昨オフに大谷翔平や山本由伸を獲得したロサンゼルス・ドジャースを「ササキと契約する最有力候補」と見込んでいるほか、ニューヨーク・メッツやサンディエゴ・パドレスも日本人右腕獲得に動くものと予想している。
 
 また、今季終了とともにFAとなるフアン・ソトの去就にも触れている。同メディアは「もちろん、オフシーズンにフアン・ソトと契約しなければならない。この25歳の外野手はフリーエージェントとなり、記録的な契約を求めているため、ブロンクス・ボンバーズは彼をピンストライプに留めるために全力を尽くすだろう」と綴った。

 そのうえで、「もしヤンキースがソトを確保できるのであれば、ササキを絶対に狙うべきだ」と強調。「22歳の天才投手がゲリット・コールと並んで投げることで、ニューヨークは間違いなくメジャー最高のローテーションを手に入れ、今後何年にもわたってワールドシリーズを争うチームとなるだろう」と、佐々木加入後の青写真を描いている。

 佐々木は現在も、右腕のコンディション不良で登録抹消中ではあるものの、米国内ではヤンキースをはじめ、関心を寄せる球団は少なくないようだ。22歳に対するMLB球団関係者からのアプローチは、やはり今後も何らかの形で行なわれていくことになるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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