現地７月９日にロサンゼルス・ドジャースはフィラデルフィア・フィリーズと対戦し、１対10で敗れた。「１番・DH」で出場した大谷翔平は、初回の第１打席は空振り三振で、３回の第２打席で左前打を放つと、盗塁を成功させている。第３打席は四球に終わり、１対９とほぼ勝敗が決していた７回の第４打席では、代打を送られて途中交代となった。

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　MLB通算200本塁打まであと１本に迫っている大谷に、待望の一発は生まれなかった。現地10日に行なわれるフィリーズとの第２戦に200号アーチの期待がかかるが、しかし大谷はキャリアを通じて、フィリーズ戦で本塁打を放っていない。

　フィリーズの話題を専門的に扱っているメディア『Phillies Tailgate』は、大谷のキャリアのうち、本塁打を１本以下に抑えている４球団を紹介。ひとつ目はフィリーズで23打数０本塁打、ふたつ目がセントルイス・カーディナルスで27打数０本塁打、続いてマイアミ・マーリンズが36打数１本塁打、ワシントン・ナショナルズが44打数１本塁打と記した。
  　このデータにフィリーズのファンが飛びつき、「この傾向が続きますように」「あと２試合、打たないでくれ」とジンクスを信じる一方、他球団のファンは「オオタニはすぐに打つだろう」「記録を破るのが好きだから、何を言いたいか分かるよね？」「オオタニが本塁打を打たないなんて信じられない」など、これまで数々の記録を打ち破っている大谷の一発を期待した。

　はたしてフィリーズとの２戦目で、大谷に待望の200号記念アーチが生まれるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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