現地７月12日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でデトロイト・タイガースと対戦し、４対３で勝利した。

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　まさに、ひやひやの逆転勝利だった。ドジャースは７回まで散発３安打。３点のリードを許していた４回、フレディ・フリーマンのソロ本塁打とアンディ・パヘスの適時打で２点を返すものの、あとが続かなかった。

　しかし、８回にウィル・スミスとフリーマンが連続で左前打を放ち、続くテオスカー・ヘルナンデスも右前打と、３本の単打で１点を加えて３対３の同点に追いついた。そして９回に大谷がみせた。

　２死一、三塁の場面で打席に立った大谷は、タイガースの５番手タイラー・ホルトンの２球目を強振すると、打球はワンバウンドで中堅フェンスを超えるエンタイトル２塁打。これが決勝タイムリーとなり、９回に逆転したドジャースが４対３でタイガースとの３連戦の初戦を制した。
  　チームの連敗を４で止める逆転タイムリーについて、大谷は「なんとか打ちたいなと思っていて、打った瞬間は抜けるか分からなかったですけど、抜けてほしいなという気持ちで走っていた」と振り返った。

　また、「連敗中だったので、なかなかタフな試合が続いていた。なんとか（悪い流れを）切って、まずいい流れを持ってくるのが大事だった。（３連戦の）初戦を取れたことは大きい」と、この一戦の重要性を語り、「一人ひとり粘り強く、打線に流れを持ってくるような素晴らしいリリーフ陣だった」と、３回以降、タイガース打線を無失点に抑えたブルペン陣を称えた。

構成●THE DIGEST編集部

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