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ピリつく地区首位争い、オリオールズ対ヤンキース戦で乱闘騒動! 頭部死球きっかけに両軍がつかみ合い…「ジャッジが混乱を収めようとしている」と米ファン着目

THE DIGEST編集部

2024.07.13

オリオールズ対ヤンキース戦の9回、頭部への死球をきっかけに乱闘騒動が起きた。(C)Getty Images

 現地7月12日、ア・リーグ東地区の首位ボルティモア・オリオールズと2位のニューヨーク・ヤンキースの首位攻防戦で、乱闘騒動が勃発した。

【動画】首位攻防戦のオリオールズ対ヤンキース戦で勃発した乱闘騒動、ジャッジの動きに注目!

 4対1とヤンキースがリードして迎えた9回裏のオリオールズの攻撃。小雨が降るなか、1死で打席に立った6番ヘストン・カースタッドに対して、ヤンキースの4番手クレイ・ホームズがカウント0ー2から頭部にぶつけてしまった。

 米紙『New York Post』によると、カースタッドはグラウンドに倒れ込んだ後にトレーナーの手当を受けたが、そのまま交代。間近で状況を確認していたブランドン・ハイド監督もベンチに下がりかけたところで、ヤンキースベンチから何らかのヤジのような声が飛んだという。

 その声を聞いたハイド監督が突如として激高。手にしていたカースタッドのヘルメットをぶん投げると、ヤンキースベンチに向かって突進していった。これを合図に両軍がベンチを飛び出して本塁近くでもみ合いとなった。
 
 センターフェンスの奥から両軍ブルペン陣もダッシュで駆け付け、両軍が入り乱れてのつかみ合い、にらみ合いとなり、球場は騒然とした雰囲気に包まれた。両軍とも明らかな暴力はなく、結局、騒動の引き金を引いたハイド監督が退場となった。

 騒然とした雰囲気のなか試合が再開され、ホームズが続く2人の打者を抑えてヤンキースが4対1で勝利。首位攻防戦となった3連戦の初戦を制している。

 MLB公式が各SNSで乱闘騒動の動画を公開すると、「最近の選手は手を出さないんだな」「ブルペン陣のダッシュが面白い」「意図的な投球ではなかったな」「カースタッドは大丈夫か?」「ハイド監督はなぜ怒ったんだ?」などと、米ファンは反応。また3回に33号ソロを放ったジャッジの動きに着目したファンは、「ジャッジが混乱を収めようとしている」と記していた。

構成●THE DIGEST編集部

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