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手放したくなかった!? メジャー通算200号の記念道具を回収された大谷翔平の”渋い表情”に米同情

THE DIGEST編集部

2024.07.14

メジャー通算200号を放った大谷のグローブの行方が注目されている。(C)Getty Images

メジャー通算200号を放った大谷のグローブの行方が注目されている。(C)Getty Images

 満面の笑みから一転、ベンチで見せた渋い表情が小さくない話題となっている。

 現地7月13日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平がデトロイト・タイガース戦に「1番・指名打者」で先発出場し、5回に今季29号ソロ弾。この一打は、日本人初のメジャー通算200号に到達するメモリアル弾となった。また、ベンチでは記念のバットと打撃用グラブが回収されるシーンが中継カメラに抜かれた。

 日本人スラッガーとして前人未到の領域に達した。大谷は2対2で迎えた5回表、甘く入ったチェンジアップを見逃さず強振すると、ボールは右翼ポール際ギリギリのところに飛び込んだ。リーグ本塁打王争いで2位のマーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)に3本差をつける一発となった。

 ダイヤモンドを一周し、笑顔で仲間とハイタッチを交わしてベンチに座った大谷だったが、次の瞬間何やら険しい表情になった。

 ドジャースの試合を網羅している地元放送局『SportsNet LA』の名物女性レポーター、キルステン・ワトソン氏によると「ショウヘイ・オオタニが通算200本塁打を打ったことで、クラブハウスのマネージャーであるアレックス・トーレスが彼の打撃用グラブとバットを取りに来たんです」と紹介。メジャー通算200号を記念した球団スタッフがその実物を証明するため、大谷に打撃用グラブとバットを要求したというのだ。大谷は首をひねりながら渋った表情を見せつつも、球団スタッフの説得に応じて記念となった打撃用グラブを外して手渡した。
 
 このやり取りを米メディア『Jomboy Media』がSNSで紹介し、「ショウヘイは通算200本目のホームランを打った後、バッティンググローブを手放したくなかった」とユニークな表現で伝えた。

 なお、試合はドジャースが9回に5点差を追いつかれて、延長10回にサヨナラ2ランを浴び、9対11で逆転負けを喫した。大谷はホームラン以外にも第1打席で右翼線三塁打、8回には今季23個目の盗塁を決めるなど、4打数2安打2打点1盗塁の活躍だった。

構成●THE DIGEST編集部

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