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MLB

「最悪だ」9回5点差からの大逆転負けにド軍ベンチ意気消沈。同点被弾の守護神は「試合を終わらせたかった」と猛省

THE DIGEST編集部

2024.07.14

ドジャースのロバーツ監督は投手起用が誤算で、5点のリードを守れずサヨナラ負けを喫した。(C)Getty Images

ドジャースのロバーツ監督は投手起用が誤算で、5点のリードを守れずサヨナラ負けを喫した。(C)Getty Images

 まさかの大逆転負けだ。

 現地7月13日、大谷翔平が所属するロサンゼルス・ドジャースは、敵地コメリカ・パークでデトロイト・タイガースと対戦した。9対4の5点差で9回を迎えたが、ドジャース救援陣がリードを守れず、延長戦の末に9対11と悪夢の逆転サヨナラ負けを喫した。

 勝利目前まで優位に試合を進めていたドジャース。しかし、9回に5番手リッキー・バナスコが3連打を許し、1死も取れず降板。さらに後を継いだエバン・フィリップスも2死から左前適時打、同点2ランを許し、土壇場で同点に追い付かれた。そして延長10回には、7番手ヨハン・ラミレスが痛恨の決勝2ランを浴び、劇的サヨナラの幕切れとなった。

 試合後、ドジャースの地元放送局『SportsNet LA』は公式Xを更新し、一部選手のコメント動画を掲載した。その中で守護神のフィリップスは、「もう少しうまくやれたかもしれないけど、最後は自分にとって一番のものを信じたい」「ベストだと思う投球で負けるのは悔しい。試合を終わらせたかった」と振り返り、あと1アウトのところで献上した一発を悔やんだ。
 
 また、正捕手ウィル・スミスの休養でスタメンマスクを被ったオースティン・バーンズは、「序盤はかなりいいプレーができていたと思う。試合に勝てたら良かったけど、今はもうどうすることもできない」と悔しさをにじませた。「いい気分ではない。勝たなければならない試合だった」と続け、「9回の5点リードから逆転で負けるのは痛い。最悪だ」と落胆していた。

 なお、「1番・DH」で先発出場した大谷は、6試合ぶりの29号ソロを含む4打数2安打2打点、2四球1盗塁と活躍。日本人初のメジャー通算200号に到達したが、勝利に結びつけることができなかった。

構成●THE DIGEST編集部

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