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球宴での大谷翔平を巡るひと言がきっかけ? ソトのド軍移籍の可能性を現地メディアが指摘「ドジャースと過ごすのが本当に好きだったようだ」

THE DIGEST編集部

2024.07.20

ドジャースへの移籍が噂されているソト。(C)Getty Images

 オールスターウイークでの注目発言が、現在も米国内を賑わせている。

 現地7月15日、オールスター前日の記者会見でニューヨーク・ヤンキースのフアン・ソトが、一緒にプレーしたいチームメイトが誰かを問われた際、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平を挙げた。「間違いなく、オオタニがそのひとり」と語っていたソトは、華やかな球宴の雰囲気の盛り上げにひと役買った。

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 オールスターが幕を閉じた現在、多分にリップサービスの要素が含まれていたであろうそのコメントが発端となり、今季終了後にFAとなるソトの去就の話題を、現地メディアが大きく取り上げている。

 スポーツメディア『FANSIDED』は7月18日、「フアン・ソト、球宴での"おふざけ"でFAによるドジャース行きの扉を開けた?」と銘打ったトピックを配信。言うまでもなく、大谷とのプレーを望んだ発言をクローズアップしており、その上で今季終了後でのドジャース入りについての可能性を論じている。

 同メディアは、ソトの大谷についてのひと言や、ホームランダービーに出場したテオスカー・ヘルナンデスのサポートにソトが加わっていたことにも触れ、「ソトは、オールスターウイーク中にドジャースと過ごすのが本当に好きだったようだ」と振り返った。
 
 他にも、「ソトがドジャースと戯れ、オオタニを称賛する姿がみられる前から、ドジャースがFAでソトを少なからず評価するだろうと簡単に予想できた」と主張。そのうえで、「ソトを獲得できるチームはごくわずかで、記録的な金額を支払おうとするチームはさらに少ないだろう。ドジャースには間違いなく資金がある」と見通している。

 また、現段階でのソトとヤンキースの関係を伝えているのは、米メディア『The Sporting News』だ。7月19日のトピックでは、現在までソトとヤンキース球団の間で契約延長に向けた動きは無いと説明しながら、「少なくとも、ソトはフリーエージェントとなることは間違いなさそうだ」と予想した。

 さらに、ドジャースを新天地として有力視するとともに、「ソトが年内にサインしないとなると、2年連続で球界最大のフリーエージェント獲得の可能性を秘めるドジャースにとって、プラスとなるはずだ」と見解を示している。

 以前から今オフのストーブリーグの主役に挙げられていたフアン・ソト。球宴を終えた夏の時点で、その去就は球界の大きな関心事となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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