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大谷翔平、2015年以降ドジャー・スタジアムで450フィート以上の複数本塁打を打った唯一の選手に。キャリア4本目の470フィート弾は歴代3位の記録

THE DIGEST編集部

2024.07.22

現地7月21日のレッドソックス戦で30号アーチを放った大谷。(C)Getty Images

 現地7月21日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でボストン・レッドソックスと対戦し、9対6で勝利。「1番・DH」で出場した大谷翔平は5回の第3打席で、473フィート(約144.2メートル)の30号特大アーチを放った。

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 5回裏のドジャースの攻撃。先頭の9番オースティン・バーンズがソロ本塁打を放つと、1番の大谷も続いた。カウント2ー1からのレッドソックスの先発カッター・クロフォードが投じた4球目をフルスイング。打った瞬間にそれと分かる大飛球は右中間スタンド最上段に突き刺さり、バウンドした後に場外に飛び出した。

『MLB.com』のサラ・ラングス記者によると、スタットキャスト(データ解析ツール)が導入された2015年以降、キャリアを通じてドジャー・スタジアムで450フィート(約137.2メートル)以上の複数の本塁打を放っているのは大谷が唯一だという。

 また、大谷はドジャースの選手として460フィート(約140.2メートル)以上の本塁打を3本放っており、これはジョク・ピーダーソン(2014~2020年に在籍。現アリゾナ・ダイヤモンドバックス)に並ぶタイ記録と伝えた。
 
 同じく大谷はドジャースの選手として、470フィート(約143.3メートル)以上の特大アーチを2本マーク。これもピーダーソンと並ぶチーム記録だという。

 ロサンゼルス・エンジェルス時代も含めれば、大谷は470フィート以上の本塁打を4本も放っている。この数字は2015年以降の歴代3位の記録のようだ。1位はジャンカルロ・スタントン(ニューヨーク・ヤンキース)の10本、2位はマイク・トラウト(エンジェルス)の7本となっている。

 2023年の本塁打王は、今シーズンも順調に本数を重ねており、加えてその飛距離も大きな話題となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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