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「あんな打球を打てるなんて…」指揮官が驚愕した大谷翔平の473フィート“ムーンショット”弾、ドジャー・スタジアム史上最長飛距離まであと2フィートだった

THE DIGEST編集部

2024.07.22

現地7月21日に行なわれたレッドソックス戦の第3打席で、大谷は30号超特大アーチを放った。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、現地7月21日のボストン・レッドソックス戦で今シーズン30号となる超特大473フィート(約144.2メートル)弾を放った。

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「1番・DH」で出場し、第1打席で空振り三振、第2打席で左飛と凡打に終わった大谷が第3打席に魅せた。5回裏の先頭打者、9番のオースティン・バーンズがソロ本塁打を放った後に打席に入ると、カウント2ー1からレッドソックスの先発カッター・クロフォードが投じた4球目のカットボールを強振。"確信歩き"を見せた。

 打球速度116.7マイル(約187.8キロ)、打球角度28度で放たれた強烈な一撃は、瞬く間に右中間スタンド最上段に着弾する超特大アーチとなった。飛距離は473フィートで、打球はバウンドした後に場外に飛び出るほどの大飛球だった。

『MLB.com』のフアン・トビリオ記者は、大谷の1発を"ムーンショット"と表現。「オオタニの"ムーンショット"は人々が行けないところに着弾した。オオタニはドジャースに入団してわずか4か月で、すでに何本もの驚異的な本塁打を放ってきた。しかし、最も印象的な1発は、今シーズンの30本目だ」と伝えた。
 
 トビリオ記者はドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督のコメントを紹介。「彼はいつも驚かせてくれる。どれだけハードに打ち、どれだけ遠くに飛んだのかを見れば、あんな打球を打てる選手がいるなんて想像もつかない」と、大谷の特大アーチに感嘆した様子も報じた。

 トビリオ記者によると大谷の473フィートの打球は、スタットキャスト(データ解析ツール)が導入された2015年以降、ドジャー・スタジアムでの2番目に長い飛距離だったという。最長飛距離は2015年5月12日にジャンカルロ・スタントン(当時マイアミ・マーリンズ、現ニューヨーク・ヤンキース)が記録した475フィート(約144.8メートル)。

 大谷の30号本塁打は、あと2フィート(約60センチ)でドジャー・スタジアム最長となる超特大の一撃だった。

構成●THE DIGEST編集部

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