ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が現地時間7月21日に、記者の質問に答える形で自身のコンディションについて語った。故障後初めて自らの言葉により、現在の状況や今後の見通しなどを説明している。
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6月中旬に右肩を痛め負傷者リスト(IL)入りとなり、戦列を離れ1か月以上が経過している山本。まだ本格的な投球練習は行なっていないとしながらも、開幕から6勝をマークしている右腕の回復状況には現地メディアも関心を寄せているようだ。米スポーツサイト『Sporting News』では、「現在は痛みや不快感は無い」と述べた山本の言葉を伝えるとともに、同メディアが復帰時期についての見解を示している。
現地7月21日の特集記事において、「ドジャースのIL入り選手の中で、最も影響力があるのは新人投手のヨシノブ・ヤマモトだろう。彼は6月中旬に右肩腱板損傷でIL入りし、7月に60日間のILに移行したが、ヤマモトは日曜日に記者団に対し状況を伝えた」と綴っている。
その上で、まだ現在がリハビリの初期段階であることで、「IL明けの登板を考えると、復帰は最短でも8月16日。その可能性は残るものの、復帰の時期についてクラブはまだ明確な予定を持っていないため、その可能性は低いだろう」と予想。
さらに、「デーブ・ロバーツ監督によると、ヤマモトは200フィート(約61メートル)の距離でキャッチボールをしているが、まだブルペンでは投げていないという」などと説明し、復帰までにまだ時間を要するとして、「ドジャースにとっては厳しい状況だ。長期的に考えても、ルーキーの復帰を急ぐことはできない」として、慎重を期す必要があると主張する。
また同メディアは、「ルーキーながら圧倒的な投球を見せた彼がローテーションに入ることで、ロサンゼルスはかなり良くなる」と評するとともに、「8月下旬か9月上旬のシーズン最終盤、またはプレーオフでの復帰となっても、チームの大きな助けとなるはずだ」と見通している。
現地メディアは、山本がすでにチームに欠かせない存在と認めながらも、戦列復帰が秋までずれ込むと見込んでいる。会見では本人も硬い表情を浮かべていたものの、故障個所が完全に回復することこそ、リハビリの目的であることは言うまでもない。今後、メジャーの舞台で長くプレーしていくためにも、今は我慢の時期を過ごす必要があるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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6月中旬に右肩を痛め負傷者リスト(IL)入りとなり、戦列を離れ1か月以上が経過している山本。まだ本格的な投球練習は行なっていないとしながらも、開幕から6勝をマークしている右腕の回復状況には現地メディアも関心を寄せているようだ。米スポーツサイト『Sporting News』では、「現在は痛みや不快感は無い」と述べた山本の言葉を伝えるとともに、同メディアが復帰時期についての見解を示している。
現地7月21日の特集記事において、「ドジャースのIL入り選手の中で、最も影響力があるのは新人投手のヨシノブ・ヤマモトだろう。彼は6月中旬に右肩腱板損傷でIL入りし、7月に60日間のILに移行したが、ヤマモトは日曜日に記者団に対し状況を伝えた」と綴っている。
その上で、まだ現在がリハビリの初期段階であることで、「IL明けの登板を考えると、復帰は最短でも8月16日。その可能性は残るものの、復帰の時期についてクラブはまだ明確な予定を持っていないため、その可能性は低いだろう」と予想。
さらに、「デーブ・ロバーツ監督によると、ヤマモトは200フィート(約61メートル)の距離でキャッチボールをしているが、まだブルペンでは投げていないという」などと説明し、復帰までにまだ時間を要するとして、「ドジャースにとっては厳しい状況だ。長期的に考えても、ルーキーの復帰を急ぐことはできない」として、慎重を期す必要があると主張する。
また同メディアは、「ルーキーながら圧倒的な投球を見せた彼がローテーションに入ることで、ロサンゼルスはかなり良くなる」と評するとともに、「8月下旬か9月上旬のシーズン最終盤、またはプレーオフでの復帰となっても、チームの大きな助けとなるはずだ」と見通している。
現地メディアは、山本がすでにチームに欠かせない存在と認めながらも、戦列復帰が秋までずれ込むと見込んでいる。会見では本人も硬い表情を浮かべていたものの、故障個所が完全に回復することこそ、リハビリの目的であることは言うまでもない。今後、メジャーの舞台で長くプレーしていくためにも、今は我慢の時期を過ごす必要があるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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