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菊池雄星のトレード放出は決定的!? 米複数メディアが上位球団への移籍間近と報道 ツインズ専門サイトは獲得を推奨「潜在能力は明らかだ」 

THE DIGEST編集部

2024.07.25

移籍が噂される菊池。トレード期限の31日までに去就が明らかとなる。(C) Getty Images

移籍が噂される菊池。トレード期限の31日までに去就が明らかとなる。(C) Getty Images

 トロント・ブルージェイズの菊池雄星が現地時間7月30日のトレード期限までに、放出される見込みであると米国内で報じられている。チームがア・リーグ東地区最下位から浮上の兆しがみられないことから、今季で契約満了となる33歳はいよいよトレードで新天地に移る可能性が高いようだ。

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 専門サイト『JAYS JOURNAL』では、「キクチは終盤戦に向けて先発陣の厚みを増したいチームの標的になっている」と明かしており、他にも「今シーズン21試合に登板して防御率4.54を記録した菊池は、優勝を争うチームにとって先発ローテーションの中盤から後半の投手として価値を保つだろう」と現在のパフォーマンスを分析。夏場にきて打ち込まれる登板が目立っているものの、スターターとしてのクオリティは低くはないと評している。

 また同メディアは、先発が予定されている今月26日のテキサス・レンジャーズ戦が、ブルージェイズでの最後の登板となると見通しており、「火曜日(7月30日)以降もキクチがチームに残っていたら驚きだ」などと見解を示した。

 さらに、菊池の移籍先として具体的な球団名も挙げられており、米メディア『Twins Daily』では、ミネソタ・ツインズの補強ポイントに合致すると論じている。

 ツインズの情報を主に扱う同メディアは菊池について、「トロントでの在籍期間は良いことも悪いことも混在しているが、潜在能力は明らかだ」と綴っており、好調だった昨季の成績などを振り返るとともに、「今年の彼の数字はそれほど好調ではない(防御率4.42、WHIP1.30)。しかし、打者を三振に打ち取り、イニングを消化する彼の能力は、まさにツインズが必要としているものかもしれない」と評価。

 また、「長いMLBシーズンでは怪我や不調はつきものであり、キクチのような信頼できるオプションがあれば、ツインズはセーフティネットを手に入れることができる」とベテランとしての存在感を称えている他、「キクチのトレードは、ツインズにとって、投手陣の差し迫ったいくつかのニーズに対処するまたとない機会である」などと、日本人左腕の必要性を訴えている。

 やはり、ワイルドカード争いで好位置をキープしているツインズなど、プレーオフ出場を見据えるチームからは、菊池の堅実なピッチングを求める声は少なくないのかもしれない。いずれにせよ、トレード期限が目前となり、その去就はまもなく明らかとなるはずだ。

構成●THE DIGEST編集部

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