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大谷翔平、21年サイ・ヤング賞左腕の前に完全に沈黙。ドジャースも攻守に精彩を欠いて後半戦初黒星

SLUGGER編集部

2024.07.25

第1打席の初球打ちの際は良い打球が行ったと思われたが、終わってみれば大谷は無安打3三振といいところがなかった。(C)Getty Images

第1打席の初球打ちの際は良い打球が行ったと思われたが、終わってみれば大谷は無安打3三振といいところがなかった。(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平は現地7月24日、本拠地でのジャイアンツ戦に1番・DHでスタメン出場。

 大谷は第1打席にいきなり初球打ち。ついに日米通算250号か!と思われた打球は、残念ながらフェンス手前のレフトフライ。相手先発は2021年サイ・ヤング賞左腕のロビー・レイだったが、この日は故障明けで約1年半ぶりの先発とあってか制球が乱れ、その後は死球と四球でノーヒットのままドジャースが1点を先制。レイの攻略は簡単かと思われたのだが、何とドジャースにとっては悪夢の始まりだった。
 
 大谷は第2打席と第3打席はともに空振り三振。それどころか、結局レイが降板する5回までドジャース打線は1本も安打を打つことができなかったのだ。

 6回以降もジャイアンツ投手陣がノーヒッターリレーを継続し、ようやくそれが崩れたのが7回1死。クリス・テイラーがライナーでセンターに打球を運んでツーベースを放ち
、ようやくこの日のチーム初安打を記録した。

 だが、すでにペースは完全にジャイアンツのものとなっていた。結局大谷は8回の第4打席も見逃し三振に倒れてこの日は無安打。ドジャース投手陣も8回に6点を献上するなど打ち込まれ、3対8で後半戦初の黒星となった。

構成●SLUGGER編集部
 

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