7月末に都市対抗野球が終わり、いよいよ8月7日からは夏の甲子園が始まる。アマチュアを中心に年間400試合以上を取材する西尾典文氏が作成した、ドラフト候補たちの最新ランキングを見ていこう。ここでは20位から11位を紹介する。
【表】2024ドラフト候補ランキング1~50位一覧【8月5日時点】
▼20位:村上泰斗[投手・神戸弘陵高](前回順位:32位)
(むらかみ・たいと/右投右打)
将来像:山本由伸(ドジャース)
関西では今朝丸裕喜(報徳学園高)に次ぐ存在と言われる本格派右腕。中学時代は捕手で、投手に専念したのは高校入学後だが、2年春には150キロを超えるなど急成長を遂げた。昨年までは安定感に乏しかったが、今年は制球力と変化球も大きく向上。フォームの雰囲気は高校時代の山本由伸と重なり、プロでもさらなる成長が期待できるだろう。
タイプ診断:#フォームのバランス◎ #150キロ右腕
▼19位:浦田俊輔[遊撃手・九州産業大](前回順位:圏外)
(うらた・しゅんすけ/右投左打/長崎海星)
将来像:川崎宗則(元ソフトバンクなど)
九州の大学球界を代表する三拍子揃ったショート。軽快なフットワークと巧みなハンドリング、さらにスローイングの強さも備えた守備はすでにプロの一軍レベルにある。少し暴走気味のプレーもあるが、抜群の脚力で盗塁も多い。課題だった打撃のパワーも確実にアップしており、6月の大学選手権では初戦で3安打の大活躍を見せた。
タイプ診断:#スピードスター #堅守のショート
▼18位:徳山一翔[投手・環太平洋大](前回順位:7位)
(とくやま・かずと/左投左打/鳴門渦潮高)
将来像:石井一久(元ヤクルトなど)
中国地区大学野球で注目を集める本格派サウスポー。2年秋の明治神宮大会では7回までノーヒット・ピッチングを披露し、昨年秋の明治神宮大会でも150キロを超えるスピードをマークしてスケールアップした姿を見せた。今年の春は調整遅れからリーグ戦での登板がなかっただけに、秋にどこまで復調してくるかに注目が集まる。
タイプ診断:#地方リーグの星 #本格派左腕 ▼17位:モイセエフ・ニキータ[外野手・豊川高](前回順位:14位)
(もいせえふ・にきーた/左投左打)
将来像:柳田悠岐(ソフトバンク)
東海地区を代表する強打の外野手。昨年秋の東海大会では4試合で10安打を放ってチームを優勝に導き、続く明治神宮大会、今年春のセンバツでもライトスタンドへ叩き込む豪快な一発を放つ活躍を見せた。全身を使ったフルスウィングは迫力十分で、見た目以上に打球が伸びる。足と肩はそこまで飛び抜けたものはないが、これだけ強く振れてミート力も高い選手は貴重だ。
タイプ診断:#フルスイング #スター性◎
▼16位:吉田聖弥[投手・西濃運輸](前回順位:圏外)
(よしだ・せいや/左投左打/伊万里農林高)
将来像:杉内俊哉(元ソフトバンク・巨人)
社会人で今年急浮上してきたサウスポー。元々フォームの良さは目立っていたが、躍動感が上がってストレートも145キロを超えるようになって、ピッチングの安定感も一気にアップした。都市対抗予選、本選ではともに見事な投球を見せてチームをベスト4に導いた。大学4年生と同じ学年とまだ若いが、完成度の高さは大きな魅力だ。タイプ診断:#社会人No.1左腕 #解禁済
【表】2024ドラフト候補ランキング1~50位一覧【8月5日時点】
▼20位:村上泰斗[投手・神戸弘陵高](前回順位:32位)
(むらかみ・たいと/右投右打)
将来像:山本由伸(ドジャース)
関西では今朝丸裕喜(報徳学園高)に次ぐ存在と言われる本格派右腕。中学時代は捕手で、投手に専念したのは高校入学後だが、2年春には150キロを超えるなど急成長を遂げた。昨年までは安定感に乏しかったが、今年は制球力と変化球も大きく向上。フォームの雰囲気は高校時代の山本由伸と重なり、プロでもさらなる成長が期待できるだろう。
タイプ診断:#フォームのバランス◎ #150キロ右腕
▼19位:浦田俊輔[遊撃手・九州産業大](前回順位:圏外)
(うらた・しゅんすけ/右投左打/長崎海星)
将来像:川崎宗則(元ソフトバンクなど)
九州の大学球界を代表する三拍子揃ったショート。軽快なフットワークと巧みなハンドリング、さらにスローイングの強さも備えた守備はすでにプロの一軍レベルにある。少し暴走気味のプレーもあるが、抜群の脚力で盗塁も多い。課題だった打撃のパワーも確実にアップしており、6月の大学選手権では初戦で3安打の大活躍を見せた。
タイプ診断:#スピードスター #堅守のショート
▼18位:徳山一翔[投手・環太平洋大](前回順位:7位)
(とくやま・かずと/左投左打/鳴門渦潮高)
将来像:石井一久(元ヤクルトなど)
中国地区大学野球で注目を集める本格派サウスポー。2年秋の明治神宮大会では7回までノーヒット・ピッチングを披露し、昨年秋の明治神宮大会でも150キロを超えるスピードをマークしてスケールアップした姿を見せた。今年の春は調整遅れからリーグ戦での登板がなかっただけに、秋にどこまで復調してくるかに注目が集まる。
タイプ診断:#地方リーグの星 #本格派左腕 ▼17位:モイセエフ・ニキータ[外野手・豊川高](前回順位:14位)
(もいせえふ・にきーた/左投左打)
将来像:柳田悠岐(ソフトバンク)
東海地区を代表する強打の外野手。昨年秋の東海大会では4試合で10安打を放ってチームを優勝に導き、続く明治神宮大会、今年春のセンバツでもライトスタンドへ叩き込む豪快な一発を放つ活躍を見せた。全身を使ったフルスウィングは迫力十分で、見た目以上に打球が伸びる。足と肩はそこまで飛び抜けたものはないが、これだけ強く振れてミート力も高い選手は貴重だ。
タイプ診断:#フルスイング #スター性◎
▼16位:吉田聖弥[投手・西濃運輸](前回順位:圏外)
(よしだ・せいや/左投左打/伊万里農林高)
将来像:杉内俊哉(元ソフトバンク・巨人)
社会人で今年急浮上してきたサウスポー。元々フォームの良さは目立っていたが、躍動感が上がってストレートも145キロを超えるようになって、ピッチングの安定感も一気にアップした。都市対抗予選、本選ではともに見事な投球を見せてチームをベスト4に導いた。大学4年生と同じ学年とまだ若いが、完成度の高さは大きな魅力だ。タイプ診断:#社会人No.1左腕 #解禁済
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