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大谷翔平の35号2ランをきっかけに打線爆発!ドジャースも9対5で快勝、フラハティは本拠地初登板で白星

SLUGGER編集部

2024.08.10

来週にはムーキー・ベッツの復帰を控えているが、打線の火付け役はあくまで大谷(写真)。この日の一発で改めてその役割を証明した。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地8月9日、本拠地でのパイレーツ戦に1番・DHでスタメン出場。3回に35号2ランを放ち、ドジャースも9対5で快勝した。

 首位打者争いではルイス・アライズ(パドレス)、本塁打王争いではマーセル・オズーナ(ブレーブス)が猛追してくる中、大谷は初回の第1打席にすべて空振りで三球三振。不調なのかと思われたのもつかの間、第2打席には2ストライクと追い込まれてから低めのスライダーを捉え、約136.6メートルの特大の一発をバックスクリーンに放り込んだ。

 大谷の3試合ぶりの一発を機に、ドジャースもこの回打線が爆発。一挙に5点を入れてパイレーツを6対0と突き放したが、4回から先発のジャック・フラハティがやや崩れ始める。この回オニール・クルーズに被弾すると、5回にはジョーイ・バートにも一発を浴びて、7対4と点差を詰められてしまう。
 

 大谷には5回裏に第3打席が回ってくると、相手バッテリーは再び高め勝負。大谷もマン振りで対抗するが、ここは打球が上がり過ぎてショートフライに終わる。直後にキケ・ヘルナンデスに2ランが出て、ドジャースは点差を9対4とさらに広げた。

 だが、安定度をやや欠いたフラハティは6回途中で10三振を奪うも、2死一、二塁のピンチを招いた時点で交代。だが、後を受けたアンソニー・バンダが抑え、失点は免れた。

 大谷は6回の第4打席もセンターライナーに倒れ、この回ドジャースは無得点。終盤は一転して両軍のリリーフ陣が粘ってゼロ行進が続く。9回にはパイレーツがドジャースのクローザー、ダニエル・ハドソンから1点をもぎ取ったが、反撃及ばず9対5でドジャースが勝利。白星はフラハティについた。

構成●SLUGGER編集部

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