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「敬遠に腹が立った」怪物ジャッジが“史上最速”955試合目で通算300号到達!偉大な記録を更新「本当に名誉なこと」

THE DIGEST編集部

2024.08.15

チームメイトから手荒い祝福を受けるジャッジ。(C) Getty Images

 怪物が節目の一発だ。

 現地8月14日、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジは、敵地ギャランティード・レイト・フィールドで行なわれたシカゴ・ホワイトソックス戦に「3番・指名打者」としてスタメン出場し、3試合ぶりの今季43号3ランを含む4打数2安打3打点、1四球と活躍。出場955試合目でメジャー通算300本塁打に到達した。
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 直前に2番フアン・ソトが申告敬遠され、8回1死一、二塁で第5打席を迎えたジャッジ。ここで相手4番手チャド・クールと対峙すると、3ボールから4球目の外角シンカーを捉え、これが左翼スタンドへの確信アーチに…。955試合目での通算300号は、ラルフ・カイナー氏(元ピッツバーグ・パイレーツなど)の1087試合を大幅に更新するメジャー最速記録だ。

 地元放送局『YES Network』のX(旧ツイッター)動画によれば、豪快なメモリアル弾を放ったジャッジは、試合後インタビューでソトの申告敬遠に触れると、「あの敬遠に腹が立った」と言及。「通常カウント3-0なら球を見送り、次の打者に繋ぐ。でもあの場面は、相手が勝負したいならそれに応えないといけない」と振り返っている。
 
 また、史上最速で到達した300本塁打については、「素晴らしい功績だ。(その意味を)言葉にするのは難しい」とコメント。偉大な先人たちの記録を塗り替えたが、「彼らと同じカテゴリー、同じ文章で語られるのは本当に名誉なこと。同じような存在であり続けるために、これからもいろいろなことをやっていきたい」と今後への意気込みを口にしていた。

 なお、この試合はヤンキースが10対2で大勝。ホワイトソックスとの3連戦を2勝1敗で勝ち越し、ア・リーグ東地区の単独首位をキープしている。

構成●THE DIGEST編集部

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