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大谷翔平が2試合連発! 脅威の183キロ39号アーチで2年連続40発に王手! カーショウが6回4安打無失点の快投でド軍競り勝ち

THE DIGEST編集部

2024.08.19

大谷はカーディナルス戦で2試合連発となる39号アーチ。「40本塁打-40盗塁」を射程圏内に捉えている。(C) Getty Images

大谷はカーディナルス戦で2試合連発となる39号アーチ。「40本塁打-40盗塁」を射程圏内に捉えている。(C) Getty Images

 相手は成す術なく立ち尽くすしかなかった。

 現地8月18日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が「1番・指名打者」で敵地でのセントルイス・カーディナルス戦に先発出場。5回の第3打席に2試合連続となる第39号ソロアーチを放ちチームは2対1で勝利を収め、3連戦のカードを勝ち越した。

 前日に、日本人初となるメジャー30球団制覇のホームランをかっ飛ばした大谷。一夜明けたこの試合でも、日本人スターは快音を轟かせた。

 第1打席は空振り三振、2打席目は三飛に倒れていた大谷は両チーム無得点で迎えた5回表、初球のカーブを完璧に捉えると打球は前日のリプレイ映像かのような弾丸ライナーで右翼スタンドへ一直線。2日連続となる39号弾は、打球速度113.5マイル(約182.6キロ)、打球角度22度、飛距離396フィート(約120.7メートル)の一発となった。あまりの打球にカーディナルスの右翼を守るジョーダン・ウォーカーも、即座に諦めて見送るほど、鋭い当たりのホームランだった。
 
 さらにドジャースはこの後、2死一、三塁にチャンスを作ると5番ミゲル・ロハスの左適時打で追加点。点差を2点に広げた。

 ドジャースの先発はクレイトン・カーショー。前回登板で約11か月ぶりの白星を挙げたベテラン左腕は丁寧なピッチングでカーディナルス打線を手玉に取り、6回を投げて4安打無四球無失点の快投。三振は2つだったものの、打たせて取る老練な投球術で2勝目をマークした。

 大谷は第4打席は見逃し三振、5打席目は一ゴロに終わり5打数1安打1打点だったが、これで2年連続3度目となるシーズン40発に王手。さらに盗塁数も37としており、メジャー史上6人目の「40本塁打‐40盗塁」が、いよいよ現実味を帯びてきた。さらには、前人未到の「50‐40」を期待する声も高まっている。

構成●THE DIGEST編集部

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