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「誹謗中傷するより無事を祈ろうよ…」大谷翔平に死球与えた投手が猛批判受け、Xアカウント削除する事態にファン悲嘆「コメントした人野球詳しくないだろ」

THE DIGEST編集部

2024.08.27

左手首付近に死球を受けた大谷。写真:AP/アフロ

左手首付近に死球を受けた大谷。写真:AP/アフロ

 MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地8月25日のタンパベイ・レイズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、チームは3-1で勝利を収めた。一方で、勝ち越しのきっかけとなった大谷への死球を巡り、相手投手がXのアカウントを削除するなど、その影響がフィールド外にまで及んだ。

【動画】デッドボールとなった大谷翔平への一球をチェック
 1-1で迎えた8回裏、大谷は第4打席カウント2-1から左手首付近に死球を受け、痛みで表情を曇らせながら手を抑える場面があった。幸い即交代となるような重症には至らず、ランナーとして一塁へ。直後にムーキー・ベッツが初球を2ランホームランにして、ドジャースが勝ち越しに成功。試合後の検査で大谷は異常なしと判断された。

 しかし、大谷に死球を与えたレイズのリチャード・ラブレディは同じく8回裏に6番マックス・マンシーにも死球を当て、ドジャー・スタジアムからブーイングを受けた。さらにSNSには誹謗中傷するコメントが集まり、ラブレディのXアカウントは試合後に削除されて、現在も閲覧できない状況となっている。

 これには一部ファンから、選手への過度な批判に苦言を呈するコメントが見受けられた。

「きっと選手同士はリスペストを持って野球してるのに、批判コメで削除に追い込まれるのは悲しい...」
「ラブレディを誹謗中傷するより大谷とマンシーの無事を祈ろうよ」
「批判コメントした人は野球詳しくないだろ」
「大谷も1番やってほしくないと思ってるんじゃないかな」

 ラブレディは試合前の時点で今季22登板、投球イニングは21.1で死球は”ゼロ”だった。にもかかわらず、MLB史上最速となる126試合目での「40本塁打‐40盗塁」を成し遂げ、来シーズン二刀流復活に向けリハビリに励んでいるスーパースターと、そのチームメイトへ投じた2球によって、多くのファンから反感を買うこととなってしまった。

構成●THE DIGEST編集部

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