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MLB

佐々木朗希は「最悪のシーズンを迎えているが…」スカウトらは「世界で最も才能ある投手と今も信じている」と米報道!移籍となれば「全30チームが争奪戦」

THE DIGEST編集部

2024.08.28

ロッテの佐々木。(C) Getty Images

ロッテの佐々木。(C) Getty Images

 米スポーツメディア大手『ESPN』のジェフ・パッサン記者は8月27日の電子版記事でMLBの今オフ注目のFA選手を紹介。複数の選手を記事のなかで紹介するなか、FA市場で最も魅力的な選手として千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希を紹介した。
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『ESPN』のパッサン記者は、冒頭に「日本の22歳ササキがこの冬にMLBに挑戦するかどうかについて、多くの憶測が広がっている。現状を反映していない矛盾した情報でいっぱいだ。ここでは、国内および国際的な情報源から仕入れた情報を紹介する」と綴り始めた。

 同記者は、まず「ササキ・ロウキは、昨年のオフシーズンにMLBに移籍するためにポスティングシステムを利用したいと考えていた。ただそうなれば、将来の契約で数億ドルを失うことになる」と記した。

 さらに同記者は、「マリーンズが、ササキをポスティングするかどうかはシーズン終了後に決定する予定だ。2026年より前にポスティングした場合、受け取れる譲渡金は200万ドル未満にしかならない」と伝えた。
 
 また、同記者は佐々木の活躍について、「おそらくキャリア最悪のシーズンを迎えているが、それでもエリートレベルの成績(防御率2.45、奪三振91、与四球25、ホームラン2、77イニング)を残しており、特に時速3桁の速球と破壊的なスプリットでスカウト陣を魅了している。スカウトらは、ササキが世界で最も才能のある投手の1人であると今でも信じているが、今シーズン初めに右腕の負傷で欠場している」と綴った。

 同記者は佐々木について「ササキがポスティングを利用できるかどうかは、プロ野球のシーズン終了後の11月中旬頃に下されるはずだ。マリーンズがプロセス全体を管理しており、望むならササキを2026年シーズンまで引き留めることができる。今冬最も興味深い選手がMLBにやってくるとしたら、全30チームがその差が何なのかを知ろうと争奪戦になる」と伝えた。

構成●THE DIGEST編集部

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