キュートな始球式が話題だ。

　現地８月28日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、本拠地ボルティモア・オリオールズ戦に「１番・指名打者」でスタメン出場。来場者プレゼントとして大谷＆愛犬デコピンの首振り人形（ボブルヘッド）が先着４万人に配布されるこの日は、試合前の始球式で見られた"和やかなシーン"が大きな注目を集めている。

【関連記事】「スーパースターは考えることが違う」大谷翔平と愛犬デコピンの"可愛すぎる"始球式にファン大反響！ 　愛犬を抱きかかえ、大歓声のなかボブルヘッドデーのドジャースタジアムに登場した大谷。マウンド上にデコピンを置き、キャッチャーの位置に座ると、大人しく待っていた相棒が合図とともに勢いよくボールをくわえ、ホームに向かって猛ダッシュ。見事な"ストライク投球"で会場を沸かせ、笑顔の大谷とハイタッチを交わした。

　このシーンには、SNS上でも反響の声が続々と上がっており、なかでもMLB公式サイトのサラ・ラングス記者は、自身のX（旧ツイッター）を更新。「今までで一番の出来事。デコイ（デコピンの英語名）にMVPを」と文面に綴り、「BASEBALL IS THE BEST（野球は最高）」と自身のキャッチフレーズで反応を示している。

　さらに地元紙『Orange County Register』のビル・プランケット記者は、球場内で撮影された映像を公開し、「デコイがショウヘイ・オオタニにストライク投球」と速報。敵地メディア『The Baltimore Sun』のオリオールズ番、マット・ウェイリッヒ記者も始球式の動画とともに「今日あなたが目にする最高のもの」と呟いていた。

　なお試合では、大谷が初回の第１打席に３試合ぶりの42号先頭打者アーチをマーク。３回に今季41盗塁目を成功させると、５回にも二盗を決め42盗塁目を記録し、1998年のアレックス・ロドリゲス以来史上２人目となる「42-42」を達成している。

構成●THE DIGEST編集部

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