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前人未到の“43-43”は「9月までに達成されるかも」先頭打者弾&2盗塁の大谷翔平に米記者衝撃「51-51ペースだ」

THE DIGEST編集部

2024.08.29

42-42を達成した大谷。(C)Getty Images

 偉才の記録ラッシュが続いている。

 現地8月28日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、本拠地で行なわれたボルティモア・オリオールズ戦に「1番・DH」として先発出場し、3試合ぶりの42号ソロを含む4打数2安打1打点、2盗塁と活躍。「42-42」を達成するのは、1998年のアレックス・ロドリゲス(当時シアトル・マリナーズ、42-46)以来、史上2人目の快挙だ。

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 背番号17のバットから快音が響いたのは、初回の第1打席。カウント1-2から先発コービン・バーンズの5球目スライダーを捉え、これが打球速度102.2マイル(約164.5キロ)、飛距離391フィート(約119メートル)を計測する右中間への先頭打者アーチに。その後もライト前ヒットを放った3回に三盗、5回に二盗を決めるなど、勢いが止まらなかった。

 このハイパフォーマンスを受け、MLB公式サイトのデータ部門を担当するサラ・ラングス記者は、自身のXを更新。「オオタニが本塁打&マルチ盗塁を記録したのは、これで今季3試合目。1900年以降、同一シーズンでより多くの数字を残しているのは、1986年リッキー・ヘンダーソンの5試合、1987年エリック・デービスの4試合だけ」だという。

 また、全米野球記者協会員のエリック・スティーブン記者は、「オオタニがAロッド以来、史上2人目の42-42に到達、51-51ペースだ」と速報。さらにドジャースのニュースを専門に扱う米メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は、「過去に43-43を記録した選手はいない。オオタニなら9月までに達成するかもしれない」と期待を記した。

 なお、試合はドジャースが6対4で勝利。オリオールズとの3連戦を1勝1敗としている。

構成●THE DIGEST編集部

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