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MLB

大谷翔平、史上初の「43-43」達成!2打席目に死球を受けるも大事なし

SLUGGER編集部

2024.08.31

史上初43-43に到達し、フリーマンとハイタッチしながらこの表情。“プレーオフ前哨戦”に大きく貢献した。(C)Getty Images

史上初43-43に到達し、フリーマンとハイタッチしながらこの表情。“プレーオフ前哨戦”に大きく貢献した。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地8月30日、敵地でのダイヤモンドバックス戦に1番・DHでスタメン出場。43本目のホームランと43個目の盗塁を決め、史上初の43-43を達成した。

 4ゲーム差でナ・リーグ西地区の首位を争う2チームの直接対決は、初回先頭の大谷が昨季サイ・ヤング賞投票3位のザック・ギャレンからいきなりライト線への二塁打。続くムーキー・ベッツのショートゴロの間に大谷が三進すると、フレディ・フリーマンがレフトスタンドへぶち込んでいきなり2点を先制した。

 だが、ドジャース先発は昨年の地区シリーズでダイヤモンドバックス相手に1回持たず6失点と大炎上したカーショウ。この日も立ち上がりは芳しくなく、満塁のピンチを招くなど2点を失ってしまう。それでもドジャース守備陣が再三のファインプレーで盛り立て、何とか同点止まりに抑えた。

 2回もドジャース打線は好調で、1点取って無死一、三塁で大谷に早くも2打席目が回ってくる。ここで、ギャレンの投じた初球の94.6マイルの4シームが右肘を直撃。大谷はかなり痛そうな表情を見せつつも一塁へ進み、満塁。敵地にもかかわらず大きなブーイングが起こっていた。
 
 そんな中大谷は二盗を決めて、今季43個目の盗塁。ドジャースはこの回さらに計3点を追加するも、その裏にカーショウは、コービン・キャロルに一発を被弾したところでお役御免。さらに後を受けたジョー・ケリーも打ち込まれ、5対5の同点に追いつかれた4回に、先頭で大谷の第3打席が回ってくる。しかしここはギャレンのカーブに翻弄されて空振り三振に倒れる。

 第4打席は6回2死三塁の場面。ここで代わったばかりの相手投手ジョー・マンティプライにワイルドピッチが出てドジャースは1点を勝ち越した(大谷は三振)。この後7回にウィル・スミスにも3ラン本塁打が出て、ドジャースはリードを9対5まで広げる。

 そして8回の第5打席に大谷はホームランを放ち、史上初の43-43を達成。この一打でドジャースは8回途中で10対5とリードしている。

構成●SLUGGER編集部

【動画】大谷、史上初の43-43を見事達成!

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