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2戦連発44号先頭打者アーチで「45-45」射程圏内! 大谷翔平の”進化”に米記者は驚嘆「52本塁打、51盗塁のペースだ!」

THE DIGEST編集部

2024.09.01

Dバックス戦で44号アーチを放った大谷。昨季ホームラン王に輝いた本数に到達した。(C) Getty Images

Dバックス戦で44号アーチを放った大谷。昨季ホームラン王に輝いた本数に到達した。(C) Getty Images

 前人未到の領域に足を踏み入れるのだろうか。

 現地8月31日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平はアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、第1打席で2試合連続となる44号ソロホームランを放った。日本人初のア・リーグ本塁打王に輝いた昨シーズンの44本に並び2位のマーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)に7本差をつけ、ナ・リーグトップを独走。打点も98で同リーグ首位に返り咲いた。

 初回に、いきなり快音が飛び出した。大谷はフルカウントから甘く入ってきた8球目のカーブを逃さずに強振すると、打球はバックスクリーンへ一直線。打球速度108.9マイル(約175.3キロ)、飛距離420フィート(約128メートル)、角度35度を計測する一撃は今季5本目、通算11本目となる44号先頭打者弾となった。

 さらにムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンも大谷に続きソロ本塁打をかっ飛ばし、「MVPトリオ」がド派手な3者連続アーチを打ち上げ、敵地ながら球場は大興奮に包まれた。
 
 球界をけん引するスーパースターの一発に、現地記者も衝撃を隠せない。マニアックなデータを連日X(旧ツイッター)に投稿しているMLB記者のサラ・ラングス氏は大谷の44号ホームランの動画を共有したうえで、「ショウヘイ・オオタニは44本塁打と43盗塁を記録した。これはホームランと盗塁の両方で、1シーズンで到達した最多記録である」と紹介。さらに別の投稿では、「オオタニは52本塁打、51盗塁のペースだ。シーズン中にこの組み合わせを達成した選手はいない」と記し、前人未到の「45-45」、さらにその先の「50-50」到達も現実味を帯びる勢いだと驚嘆した。

 この日の大谷は5打数1安打2打点で盗塁はなかったが、残り26試合で2年連続の本塁打王、そして史上初の「45-45」を十分に射程圏内に捉えている。

 なお、試合は6対6で迎えた9回にトミー・エドマンの2点適時打でドジャースが逆転勝ち。リーグ西地区ライバルとの直接対決を連勝し、ゲーム差を6に広げた。

構成●THE DIGEST編集部

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