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MLB

「見ていて楽しい」大谷翔平、ベッツ、フリーマンのMVPトリオ3連発にド軍指揮官は充実感「気分も調子も良い」

THE DIGEST編集部

2024.09.01

(左から)フリーマン、大谷、ベッツのMVPトリオが3者連続HRの離れ業をみせ、ドジャースがDバックスに勝利した。(C) Getty Images

(左から)フリーマン、大谷、ベッツのMVPトリオが3者連続HRの離れ業をみせ、ドジャースがDバックスに勝利した。(C) Getty Images

 ビッグ3が驚愕のアーチ連発だ。

 現地8月31日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、敵地アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場し、1回表に先発メリル・ケリーから2試合連続の44号ソロを放つなど、5打数1安打2打点と活躍。本塁打争いでアトランタ・ブレーブスのマーセル・オズーナに7本差とし、リーグトップを独走している。

 この先頭打者アーチ直後には、2番ムーキー・ベッツが1ストライクから2球目のスライダーを左中間スタンドに運び、5試合ぶりの14号ソロをマーク。さらに3番フレディ・フリーマンも2試合連続の19号ソロをマークし、ドジャースがいきなり3点を先制した。初回に3者連続本塁打が飛び出すのは、球団初の快挙だ。

 1回裏にすぐ4点を返されるなど、苦しい展開を強いられたドジャースだが、最終的に8対6で勝利。この結果には、チームを率いるデーブ・ロバーツ監督も充実感をにじませており、連勝を4に伸ばした試合後、「両球団とも気迫溢れる戦いぶりだった。彼らは我々にできる限りのことをやってくれた」と内容を振り返っている。
 
 なかでもMVPトリオの3連発に関しては、「気分も調子も良い」 と話しているロバーツ監督。チーム全体としては、「確かに改善していかなければいけない課題もあると思う。いくつかの守備。走塁ミスもあった」と反省点を挙げつつ、「全体的に見れば、我々が競争に勝っている。見ていて楽しい」と現在の心境を語っていた。

 なお、同地区2位ダイヤモンドバックスとのゲーム差を「6」に広げたドジャースは、82勝54敗でシーズン勝ち越しが決定。大谷にとっては渡米7年目で初のチーム勝ち越しとなり、ヒリヒリするプレーオフでの戦いがいよいよ視野に入ってきた。

構成●THE DIGEST編集部

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