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「MLB最高の打者は大谷翔平だ」と米メディア確信「投打のどちらかに専念すればどうなるのか? 数年前の議論の答えがこれだ」

THE DIGEST編集部

2024.09.01

現地8月31日のダイヤモンドバックス戦で44号先頭打者アーチを放った大谷。(C)Getty Images

 現地8月31日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でアリゾナ・ダイヤモンドバックスと戦い、8ー6で勝利した。

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 口火を切ったのは「1番・DH」で出場した大谷翔平だった。初回の第1打席で44号先頭打者本塁打を放って先制点を奪うと、続く2番ムーキー・ベッツ、3番フレディ・フリーマンも連続アーチ。"MVPトリオ"が3連発の花火を打ち上げた。初回の先頭打者からの3者連続本塁打は球団史上初の快挙だった。

 前日にMLB史上初の43(本塁打)ー43(盗塁)を達成した大谷は、この一戦では盗塁はなく、本塁打はリーグトップの44で、打点はリーグトップタイの98。盗塁はリーグ2位の43で、打率はナ・リーグ5位の.293となっている。

 大谷の成績は、米メディアを驚かせ続けている。『FanSided』は、「オオタニは素晴らしい活躍を見せている。もはやサイ・ヤング賞級の投手でもあることを忘れている人もいるはずだ。オオタニが今シーズン成し遂げている成績は、まさに驚異的だ」と報じた。

 続けて、「彼がMLBにやってきた最初の数年、多くのファンは疑問を抱いていた。"もしオオタニが二刀流ではなく、打者か投手のどちらかに専念すれば、一体どうなるのか?"。その議論の答えがこれだ」と、前代未聞の50ー50に向けてまい進している大谷に最大限の賛辞を送った。
 
「本塁打51本とアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)が非人道的なシーズンを送り、2022年に62本に続いてふたたびア・リーグ記録を破る可能性がある。しかしMLB最高の打者は大谷だ。いまのペースでいけば本塁打も盗塁も50を超える。9月の残り試合は26。野球史上初の50ー50を達成すれば、もちろんキャリアハイとなる」

 最後に同メディアは、「オオタニは見ていて本当に信じられない。あまりにも信じられないので、ほとんどのファンは2年前の22年にア・リーグのサイ・ヤング賞投票4位になった投手と同一人物であることを忘れてしまっている」と、本来の大谷は"投手"であることを強調。

「このような活躍ができる選手が、他に現われる可能性は極めて低い。ファンはできるだけ、フィールドに立つオオタニのすべてを目に焼き付けてほしい」と記事を締めくくった。

構成●THE DIGEST編集部

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