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大谷翔平は2度の大飛球も”柵越え”ならず...2試合ぶりノーヒットも、ドジャースは初回一挙6得点で快勝

THE DIGEST編集部

2024.09.08

大谷は初回にHR性の大飛球を放つも柵越えはならず。無安打に終わった。(C) Getty Images

 現地9月7日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は本拠地で行なわれたクリーブランド・ガーディアンズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第1打席と第4打席にホームラン性の大飛球を放ったが、惜しくも柵越えはならず。自身は2試合ぶりのノーヒットに終わったが、チームは7対2で快勝した。

 前日にメジャー史上初の「45本塁打-45盗塁」(現在の盗塁数は46)を達成した大谷は、メジャー2年目右腕のギャビン・ウィリアムズと初対戦した。プレイボール直後、初球を振り抜くと、打球はライトへ。大谷も確信したように一歩も動かず、いきなり46号弾かと思われたが、ボールはわずかに右翼ポールの外側を通過して特大ファウルに。惜しくもホームランにはならなかったが、球場は大きなどよめきが起きた。結局、大谷はカウント2-2から5球目を打って遊ゴロだった。

 だがドジャースはこの後、3連続四球からトミー・エドマンが2点左二塁打、犠牲フライと適時打で2点を追加して、ウィリアムズを早くもKOする。相手2番手も勢いを止めることはできず、2死一塁からアンディ・パヘスが10号2ランで6点目。この回、大谷に2度目の打席が回ってきたが、二ゴロでようやくドジャースの攻撃が終了。初回から打線が大爆発した。

 2回表にガーディアンズが2点を返した4回裏、大谷の第3打席は空振り三振に倒れたが、続くムーキー・ベッツが16号ソロをレフトスタンドに放り込み、ドジャースが加点。効果的に得点を積み重ねる。
 
 大谷は6回2死走者なしの第4打席、1ボールから2球目を振り抜くと、再び手応えがあったのか打球の行方を見守った。逆方向に高く舞い上がり今度こそ46号ホームランかと思われたが、打球は左越えならず。フェンスギリギリで左翼手のグラブに収まり、球場からはため息が漏れた。

 3回以降はガーディアンズ打線をゼロに抑えたドジャース投手陣が初回の大量得点を最後まで守り切り、8安打7得点で快勝。リーグ西地区首位をガッチリキープし、2位サンディエゴ・パドレスが敗れたことでゲーム差を5に広げた。

構成●THE DIGEST編集部

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