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ホームラン性の大飛球を連発。大谷翔平、“幻の46号弾”にMLBが衝撃データを列挙「30球場のうち10球場では…」

THE DIGEST編集部

2024.09.08

1回と6回にHR性の大飛球を放った大谷。惜しくも柵越えとはならなかった。(C) Getty Images

 現地9月7日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でア・リーグ中地区首位のクリーブランド・ガーディアンズと対戦し、初回に一挙6得点を叩き出し7対2で快勝。ナ・リーグ西地区首位をキープし、試合に敗れた2位サンディエゴ・パドレスとのゲーム差を5に広げた。

 大谷翔平は「1番・指名打者」でスタメン出場。2試合ぶりのノーヒットに終わったが、ホームラン性の豪快な大飛球を2度も放った。

 プレイボール直後だった。大谷は初球96.6マイル(約155.4キロ)の速球を捉えると、確信めいた表情を浮かべた。ボールはライト方向に高く上がったが、打球は右翼ポールのわずか右に切れてファウルに。46号弾にならず、ドジャー・スタジアムからはため息が漏れた。結局この打席は99.3マイル(約159.8キロ)のストレートに詰まり、遊ゴロだった。

 5点リードした6回の第4打席は2球目のスライダーを打ち、高く舞い上がった打球は左翼フェンスギリギリまで届く大飛球に。結果的に左飛に終わったが、大谷はまたも手応えを覚えたのか、フェンス越えを確信したかのような顔で打球の行方を見守っていた。
 
 MLBのあらゆるデータを数値化する『MLB Distance Tracker』によると、この打球は348フィート(飛距離106.0メートル)、角度42度。メジャー30球場のうち10球場ではホームランになっていた当たりだと報告。まさに"幻の46号弾"だったと伝えた。

 大谷の自己最多本塁打はロサンゼルス・エンジェルス時代に初のMVPに輝いた2021年の46本。最多タイまで、あと1本に迫っている。

構成●THE DIGEST編集部

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