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「大谷翔平の50-50への追撃は続く」現実味を帯びた前人未到の大記録。46本塁打&101打点でリーグ2冠の偉才に米アナリスト感嘆

THE DIGEST編集部

2024.09.09

大谷は5回に自己最多タイとなる46号HRを放った。(C) Getty Images

 本拠地で特大の一発をぶち込んだ。

 現地9月8日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平がクリーブランド・ガーディアンズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、1点リードした5回に自己最多に並ぶ46号ソロホームランを放った。これで「46本塁打-46盗塁」を達成し、残り20試合で前人未踏の「50-50」が現実味を帯びてきた。

 4回に先制点を奪ったドジャース。球場がさらに盛り上がったのは5回裏だった。前の打席で中安打を放っていた大谷は第3打席、タナー・バイビーの高めチェンジアップを捉えると、打球は右翼ポール際へ。飛距離450フィート(約137.1メートル)を計測する特大弾でロサンゼルス・エンジェルス時代(21年)にマークした自己最多本塁打に並んだ。

 しかも、シーズン162安打で昨季の自己最多安打。さらには101打点で、こちらは21年の自己最多打点を更新した。一方、ナ・リーグの本塁打王争いは2位マーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)に9本差をつける独走状態。リーグをまたいでの2年連続ホームラン王はもちろん、打点もリーグトップのウィリー・アダメス(ミルウォーキー・ブルワーズ)に並んで、再びリーグ2冠に立った。
 
 進化が止まらないスーパースターの一発に識者も喝采を送る。まず、米放送局『Fox Sports』は公式Xに「50-50への追撃は続く」と投稿し、歴史的瞬間を共有した。

 さらに、同局の名物アナリストであるベン・バーランダー氏も自身のXに「ショウヘイ・オオタニはすでにキャリア最高記録の46本塁打を打っている。50-50は、もうすぐだ!」と綴り、米球界で誰も成し遂げていない記録が秒読みであると強調した。

 まさに異次元のシーズンを送る大谷。このペースで行けば、「52-52」に達する計算となる。

 なお、試合はドジャースが4対0で完封勝ちし、地区優勝へのマジックナンバーは「13」となった。
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構成●THE DIGEST編集部

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