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大谷翔平は“お昼”が好き?デーゲームでは打率・本塁打・OPSの成績が大幅向上、一方で今季話題の“得意分野”はナイターの方が好成績

THE DIGEST編集部

2024.09.10

デーゲームで成績を上げる大谷。(C)Getty Images

 MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地9月8日の本拠地クリーブランド・ガーディアンズ戦で今季第46号となるソロホームランを放ち、4ー0での勝利に貢献した。そんな大谷には試合時間帯によって成績の傾向が変化する、というデータがある。

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 現地午後1時10分から始まった今回の試合は開始時点で39.4℃。ドジャースを追うエリック・ステフェン記者によると、これはドジャースタジアムでの試合開始時の気温として、10月24日、2017年のヒューストン・アストロズとのワールドシリーズ第1戦と並ぶ史上最高タイだという。

 データ分析サイト『Baseball Reference』によると、大谷は現地9月9日時点で今季ナイターを101試合戦い、打率.280、打点77、本塁打31、長打率.582、OPS.937、盗塁37を記録。一方、デーゲームは39試合で打率.320、打点24、本塁打15、長打率.712、OPS.1.135、盗塁9だった。単純比較はできないが、打率や本塁打、長打率はデーゲームの方が成績が良く、打点と盗塁はナイターの方が良いという結果。そして総合的な打撃力を表すOPSはデーゲームの方が0.198も良く、1.000の大台を超えた。過去のシーズンでも同様の傾向が見られた。

 アメリカと日本の時差は14~17時間離れているため、日本時間では午前中に始まることが多いMLBの試合。特にデーゲームとなると早朝に始まることが多く、日本からだとなかなかリアルタイムで観戦することが難しい。仮に「寝ていたら大谷がHRを打った」と感じることが多いという人がいるとすれば、それは大谷が日中の試合でホームランを打つ割合が比較的高いことが理由のひとつかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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