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大谷翔平“幻の48盗塁目”に現地実況は思わずジョーク「おいおいムーキー、歴史の邪魔だ!」 5回にベッツが中前適時打

THE DIGEST編集部

2024.09.10

タイムリーヒットを放ったベッツ(左)と盗塁を決めた大谷(右)。(C)Getty Images

 現地9月9日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、本拠地シカゴ・カブス戦に「1番・指名打者」としてスタメン出場し、4打数2安打、1四球、2得点。四球で出塁した3回に二盗を決め、「46-47」(46本塁打&47盗塁)へ記録を伸ばしているが、同試合では、その後見られた"幻の48盗塁目"にも注目が集まっている。

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 5回1死一塁の第3打席で中前打を放ち、一、三塁に好機を広げた大谷。続くムーキー・ベッツの打席、偉才の足を警戒するカブス先発の右腕カイル・ヘンドリックスは、2度けん制球を投じ、これ以上の失敗が許されない状況に。そしてカウント2-1からの4球目、果敢に次の塁を狙うドジャースの背番号17が完璧なスタートを切った。

 しかし、このタイミングでベッツがヘンドリックスの甘い変化球をとらえると、勢いよく飛び出した打球は、二遊間を抜ける適時打に。チーム待望の初得点が生まれ、一気に三塁まで到達した大谷は、ベッツへ向かって何度も頷きながら力強く拍手。さらに1死満塁からは、マックス・マンシーの犠飛で2点目のホームを踏んでいる。

 このシーンを受け、ドジャースの地元スポーツ専門局『SportsNet LA』で実況を務めていたジョー・デイビス氏は、「(大谷が)スタートを切るが、(ベッツが)センター前ヒット。オオタニは三塁へ。ベッツのタイムリーでドジャースが初得点!」と興奮気味に反応。「おいおいムーキー、歴史の邪魔だ!」とジョークを飛ばしていた。

 なおこの試合は、ドジャースが4対10で敗北。連勝が「2」でストップしている。

構成●THE DIGEST編集部

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