ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地時間9月9日、本拠地でのシカゴ・カブス戦に「1番・指名打者」で先発出場。期待された本塁打こそ出なかったものの、3回の四球での出塁時には二盗を決め、今季の盗塁数を47にまで伸ばした。試合は4対10でドジャースが敗れている。
【画像】大谷翔平&真美子夫妻の"仲睦まじいツーショット"写真を厳選してお届け! 大谷はこれで今季の本塁打数、盗塁数の記録を「46‐47」とし、前人未到の「50-50」にまた一歩、近づいたことになる。そして着実に大記録へと向かう大谷には、さらに「指名打者でのMVP」という、こちらも前例の無い偉業達成への期待も寄せられている。
これまで大谷に対しては、今シーズン、守備を行なわないことを理由にMVP選出を疑問視する声も少なくなかった。だが、終盤戦を迎えても連日のように本塁打と盗塁の数を積み上げていくパフォーマンスを受け、米国内において、大谷のMVPを「当確」と主張する反応も増えてきていることは間違いないだろう。
スペインメディア『as』米国版では、「もし彼が50-50の記録を達成したり、三冠王を獲得したりすれば、彼にMVP賞を与えることに異論を唱えることはできないかもしれない」と見込んでおり、「どんな条件があろうとも、歴史的なMLB記録を樹立すれば、ショウヘイ・オオタニはMVPレースで負けない選手になるだろう。そしてもしそうなれば、疑念を抱いていた人たちでさえ、彼に敬意を表さざるを得なくなるかもしれない」と論じている。
また、スポーツサイト『FANSIDED』では、ナ・リーグのもう1人のMVP候補とされている、ニューヨーク・メッツのフランシスコ・リンドーアと大谷の貢献度を比較しながらも、「オオタニは50-50のシーズンどころか、"52-52"のペースであり、しかも彼は昨シーズンの肘の手術からのリハビリをしながら、来年の投手カムバックを目指している」と説明。その上で、「メッツファンは今後数週間、さらに声を荒げることは必至だが、オオタニはすでに自分の主張を明らかにしている。彼はより多くの安打、より多くの本塁打、より多くの盗塁、より多くのRBI、より高いアベレージ、より高いOPSを持っている。選択肢は明らかだ」として、打者での大谷のパフォーマンスを強調した。
大谷自身、初めてのプレーオフ出場が懸かる残りのゲームの中で、個人としての成績にもより注目度が高まっていく。やはりレギュラーシーズンの最後まで、グラウンド上での「日本人スター」のプレーからは目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】大谷翔平の完璧なスタートとベッツのタイムリーヒットをチェック!
【関連記事】大谷翔平vsジャッジ、どっちの方が歴史的なシーズンか? MLB公式の識者がアンケート回答「50-50達成は素晴らしい功績として語られるだろう」
【関連記事】「MLBはいつも言い訳ばかり…」大谷翔平のMVP候補に"伝説のDH"オルティスが不満爆発!「オオタニはお気に入りだからね」
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これまで大谷に対しては、今シーズン、守備を行なわないことを理由にMVP選出を疑問視する声も少なくなかった。だが、終盤戦を迎えても連日のように本塁打と盗塁の数を積み上げていくパフォーマンスを受け、米国内において、大谷のMVPを「当確」と主張する反応も増えてきていることは間違いないだろう。
スペインメディア『as』米国版では、「もし彼が50-50の記録を達成したり、三冠王を獲得したりすれば、彼にMVP賞を与えることに異論を唱えることはできないかもしれない」と見込んでおり、「どんな条件があろうとも、歴史的なMLB記録を樹立すれば、ショウヘイ・オオタニはMVPレースで負けない選手になるだろう。そしてもしそうなれば、疑念を抱いていた人たちでさえ、彼に敬意を表さざるを得なくなるかもしれない」と論じている。
また、スポーツサイト『FANSIDED』では、ナ・リーグのもう1人のMVP候補とされている、ニューヨーク・メッツのフランシスコ・リンドーアと大谷の貢献度を比較しながらも、「オオタニは50-50のシーズンどころか、"52-52"のペースであり、しかも彼は昨シーズンの肘の手術からのリハビリをしながら、来年の投手カムバックを目指している」と説明。その上で、「メッツファンは今後数週間、さらに声を荒げることは必至だが、オオタニはすでに自分の主張を明らかにしている。彼はより多くの安打、より多くの本塁打、より多くの盗塁、より多くのRBI、より高いアベレージ、より高いOPSを持っている。選択肢は明らかだ」として、打者での大谷のパフォーマンスを強調した。
大谷自身、初めてのプレーオフ出場が懸かる残りのゲームの中で、個人としての成績にもより注目度が高まっていく。やはりレギュラーシーズンの最後まで、グラウンド上での「日本人スター」のプレーからは目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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