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ポストシーズンでの大谷翔平の“リリーフ登板”を地元紙が提言!夢の起用プランにロバーツ監督は「ノーとは言わない。問題は...」

THE DIGEST編集部

2024.09.14

投手リハビリを順調に進める大谷。(C) Getty Images

 現地9月12日、ロサンゼルスの地元紙『Los Angeles Times』は、MLBドジャースの大谷翔平をポストシーズンでリリーフ登板させるという驚きの提言をした。この案について、ド軍のデーブ・ロバーツ監督やアンドリュー・フリードマン編成本部長も見解を述べた。

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 同紙は怪我人続出で不安を抱えるドジャースの投手陣に注目し、「ショウヘイ・オオタニをプレーオフでブルペンから投げさせる? なぜやらないのか?」とのタイトルで記事を配信。大谷が今季投手として試合に出場することはないとチームが話している一方で、現在マウンドで投げており、シーズン最後の数週間で打者相手に投球、リハビリが完了すると指摘し、ポストシーズンで強打者に対峙させるアイデアを提案した。

 また同紙は、大谷がプロキャリアでリリーフ登板の経験は無いとするも、キャリアのハイライトのひとつ、WBC決勝でマイク・トラウト(アメリカ代表)を三振に仕留めて侍ジャパンが世界一に輝いた場面はリリーフ登板によって実現したと説明。物理的に可能であるなら、チームやファン、ロサンゼルスという都市にとって最高の瞬間を大谷に委ねるべき、との意見を述べた。

 これらについて、ロバーツ監督は「私はノーとは言わない。ドアを100%閉めるつもりはない。もし私が映画や本の脚本を書いていたら彼がリハビリから抜け出して最後のピッチを投げるのは当然だ」と話しながらも「問題は、彼が実際に1年以上重要な局面で投球をしていないこと。怪我のリスクを負ってまで投げさせる価値はない」と続けた。また、フリードマン編成本部長もこの件には否定的で「私たちにとっての関心事ではない。彼のリハビリはまだ進行中だ」と断じた。

 客観的に見れば大谷の登板は現実的ではない。しかしもし実現すれば、球史に残る瞬間になることは間違いないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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