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大谷翔平の“歴史的50号ホームランボール”は一体いくら? 「2800万円以上の値が付く可能性」と競売会社予想、米メディアは「住宅の頭金に相当する金額が、空から降ってくる」

THE DIGEST編集部

2024.09.15

現在47本の本塁打を放っている大谷。あと3本で区切りの50号に到達する。(C)Getty Images

 現地9月13日時点で「47(本塁打)ー48(盗塁)」の大谷翔平は、はたしていつ「50ー50」を達成するのだろうか。米メディア『Yahoo Sports』のシニアライター、ジェフ・アイゼンバーグ氏は、数日中にも50号に達すると見越したうえで、ひと足早く"歴史的50号の記ホームランボール"に着目した記事を出した。

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「オオタニの50本目のホームランボールをつかんだファンは、人生を変えるかもしれない。住宅の頭金に相当する金額が、空から降ってくるかもしれないのだ」

 こう記したアイゼンバーグ記者は、「50号記念球は、六桁(10万ドル=約1400万円)の価値があるかもしれない」というスポーツ記念品の専門家の声を記載。さらに世界最古の国際競売会社『Sotheby's』の現代収集品部門責任者ブラーム・ワクター氏は、「オークションで20万ドル(約2800万円)以上の値がつく可能性がある」と語った。

 また、米最大の国際競売会社『Heritage Auctions』のスポーツ収集品部門責任者クリス・アイビー氏は、「控えめに見積もって10万ドル以上。おそらくその数倍の値が付くだろう。比較対象がない状態で価格を予想するのは難しいが、だからこそオークションにとって理想的なアイテムとも言える」と回答している。
 
 誰もが欲しがる記念のホームランボールを巡っては、過去に何度も混乱が起きている。「2年前のアーロン・ジャッジの60号には大勢のファンが群がる事態を引き起こし、2001年のバリー・ボンズの73号を巡っては最初にキャッチしたファンがタックルを受けて、別のファンが拾った。この2人の間でボールの所有権を巡って訴訟に発展した」と回顧。また、「手放すファンもいる」として、「ジャッジの60号を取った大学生はジャッジに記念ボールを返している」と記載した。

 さらに、「22年のアルバート・プホルスのキャリア700本目のボールを手にしたドジャースのファンは、プホルスからの返還要請を断り、オークションを利用して36万ドル(約4000万円)で売却。同じ年のジャッジの62号を確保したファンは、150万ドル(約1億7000万円)でオークションにかけた」など、さらに記念球を巡る騒動を記している。

 本塁打があと「3」、盗塁があと「2」で、大谷は前人未踏の「50ー50」を達成する。はたして50号のホームランボールはどのような運命を辿るのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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