ナ・リーグ西地区で首位を走るロサンゼルス・ドジャースのプレーオフ進出は、ほとんど確実な状況だ。そんななか、ドジャース専門メディア『Dodgers Way』はポストシーズンに向けて、さらに調子を上げてもらいたい選手を名指しした。
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ひとり目はウィル・スミス捕手だ。「シーズンが始まった当初、ショウヘイ・オオタニ、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンというMVPトリオの後ろで4番を打っていた。しかし、オールスターブレイク以降、見慣れているような活躍ができていない」と打力低下を指摘した。
「打率.248、出塁率.326、長打率.432でOPSは.758にとどまっている。シーズン前、球界最高の攻撃力を持つ捕手のひとりとみなされていたが、いまとなってはそう呼ぶのは難しい」
スミスの数字は例年に比べてすべて後退しており、とくに同メディアは三振数の増加を懸念。「守備力の向上は目覚ましく、とくに盗塁を許さない強肩ぶりは特筆だ」としながらも、「10月にチームが成功するには、スミスのバットが復活することが不可欠だ」と、打撃の復調を期待した。
ふたり目に挙げたのは、エンリケ・ヘルナンデスだった。「打席でチームの役に立つ必要がある。守備のユーティリティー性はレギュラーシーズンでこそ必要になるが、ポストシーズンでは攻撃面で何らかの刺激を示さなければいけない」と評価。
続けて、「守備力は十分だが、打率.215、出塁率.270は控えめに言って理想的ではない。多くのファンはボストン・レッドソックス時代の2021年のポストシーズンでの驚異的な活躍ぶりに固執している」と記して、打撃でさらなる貢献が必要だと記している。
スミス、E・ヘルナンデスに続いて同メディアが挙げたのは、"投手陣"だった。「今シーズンの投手陣は、先発もリリーフもずっと不安定だった。ファンに信頼感を与えているのは、ごくわずかにすぎない」とし、負傷者が続出している現状を踏まえて、「健康を取り戻して全体的にステップアップする必要がある」とまとめた。
構成●THE DIGEST編集部
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続けて、「守備力は十分だが、打率.215、出塁率.270は控えめに言って理想的ではない。多くのファンはボストン・レッドソックス時代の2021年のポストシーズンでの驚異的な活躍ぶりに固執している」と記して、打撃でさらなる貢献が必要だと記している。
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