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「51-51」達成した大谷翔平が持つ唯一無二の“現役ワースト記録「865」”に自ら終止符! ド軍をPS進出に導く3発6安打10打点の打棒に米興奮

THE DIGEST編集部

2024.09.20

大谷は1試合3HRの大活躍。一気に「51-51」に到達した。(C) Getty Images

 不名誉な"現役ワースト"記録に終止符を打った。

 現地9月19日、ロサンゼルス・ドジャースはマイアミ・マーリンズと対戦し、20対4で大勝。ポストシーズン進出が決定した。「1番・指名打者」でスタメン出場した大谷翔平は1試合3本のアーチを含む6打数6安打10打点、2盗塁の大爆発でメジャー史上初の「51本塁打-51盗塁」を達成した。

 米球界の歴史に新たな金字塔を刻んだ大谷。ロサンゼルス・エンジェルス時代には経験できなかったポストシーズン進出を決め、ようやく自身の不名誉な記録からも脱出する。

 実はこの試合の前日、MLB公式サイト『MLB.com』のサラ・ラングス記者は自身のXに「ショウヘイ・オオタニは今日までMLBで865試合にプレーしてきた。これはポストシーズンに出場したことがない現役選手、また負傷者リストに入っている選手の中で最多だった」と報告。この投稿を見たファンからは、「何この悲しい記録...」「マジかよ、2度の満票MVPなのに」「はやく止まれ」など悲嘆が溢れていたが、そのワースト記録からようやく解放された。

 ラングス氏は試合後、「オオタニは6安打、10打点、2盗塁で50-50に到達し、ドジャースをポストシーズン進出決定に導いた」と報告。ひとりでドジャースの総得点の半分を叩き出した日本人スラッガーの驚異的な打棒に脱帽した。
 
 神がかったように、この試合バットが冴えた大谷は6回に2試合ぶりの今季49号、7回に50号、9回にトドメの51号を放ち、自身初の3打席連続ホームラン。さらに2盗塁で今季51盗塁を決め、「50-50」を飛び越えて一気に「51-51」に到達した。文字通りの「ショータイム」に日米の興奮は尽きない。

構成●THE DIGEST編集部

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