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「51-51」達成の大谷翔平、残り9試合で「55-55」「60-60」樹立できるか?待ち受けるのは“天敵と打者天国”

THE DIGEST編集部

2024.09.21

さらなる記録更新に期待がかかる大谷。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地9月19日の敵地マイアミ・マーリンズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。6打数6安打10打点、3本塁打2盗塁の活躍で勝利に貢献し、自身初のポストシーズン進出を決めた。また、MLB史上初のシーズン通算51本塁打と51盗塁の「51-51」も達成。まさに歴史的なシーズンを送っており、さらなる記録更新にも期待がかかっている。そこで、同地区ライバルとの残り9試合を確認していく(※日付はすべて現地時間)。

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・20~22日 コロラド・ロッキーズ(ドジャー・スタジアム)

 20日からは本拠地ドジャー・スタジアムに戻り、コロラド・ロッキーズとの3連戦を迎える。初戦の予告先発カイル・フリーランドは今季ドジャース戦での登板は無いが、昨季ロサンゼルス・エンジェルスに所属していた大谷に日米通算200号ホームランを浴びた。2戦目はカル・クォントリルが登板予定で、今シーズン大谷との対戦は2試合で5打数2安打1打点1四球の成績である(いずれも敗戦投手)。3試合目のアントニオ・センザテラはトミー・ジョン手術明けで、今季は1試合に登板して3回4安打2失点を記録している。

・24~26日 サンディエゴ・パドレス(ドジャー・スタジアム)

 大谷の一番の"天敵"とも言えるパドレス。通算対戦成績で打率.188、OPS.636を記録しており、打率2割未満、OPS.700未満はいずれもパドレスに対してのみだ。パドレスの予告先発は今季12勝9敗のマイケル・キング、8月の対ドジャース戦で5.2回3安打1失点で勝利投手となったディラン・シースなど自慢の強力投手陣を揃える。3戦目のジョー・マスグローブも大谷と相性が良くキャリア通算9打数1安打に抑えている。

・27~29日 コロラド・ロッキーズ(クアーズ・フィールド)

 標高1マイル地点にあり、気圧が比較的低く、空気抵抗が少ないため"打者天国"と呼ばれているスタジアム。大谷は今季4試合を行ない2本塁打、スモールサンプルではあるが長打率.944、OPS1.468と驚異的な数値を記録しており、3連戦で複数本塁打も十分に期待できる。

 盗塁に関しては、今シーズンの対ロッキーズ戦7試合で2回、対パドレス戦9試合で3回を記録している。ロッキーズはすでにポストシーズン進出を逃しているが、一方でパドレスとは首位をかけた直接対決である。

 大谷がバットと足で記録を伸ばし、チームを地区優勝に導くことができるか。残り9試合からも目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平の「51-51」試合のハイライトをチェック!
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