MLB

大谷翔平の50-50を「僕もやってみたい」 史上5人目の25-65を達成した“22歳怪物”デラクルーズが称賛「アンビリーバブル。唯一無二の存在だ」

THE DIGEST編集部

2024.09.22

かねてより、大谷(右)に憧れを抱くレッズのデラクルーズ(左)。(C) Getty Images

 現地9月21日、シンシナティ・レッズのエリー・デラクルーズは、本拠地グレートアメリカン・ボールパークで行なわれたピッツバーグ・パイレーツ戦に「2番・遊撃」としてスタメン出場し、7試合ぶりの25号3ランを含む5打数3安打4打点と活躍。7対1のチーム勝利に大きく貢献した。
【画像】大谷翔平&真美子夫妻の"仲睦まじいツーショット"写真を厳選してお届け!

 強烈な一発が飛び出したのは、4回2死一、二塁の第3打席だ。パイレーツ先発の右腕ジャレッド・ジョーンズと対峙すると、1ストライクから投じられた2球目の内角スライダーをフルスイング。これが打球速度107.2マイル(約172.5キロ)、飛距離423フィート(約129メートル)を計測する右翼席への豪快アーチとなった。

 足の速さにも定評があるデラクルーズは、これで「25-65」(25本塁打-65盗塁)に到達し、ジョー・モーガン(1973年)、リッキー・ヘンダーソン(86年、90年)、エリック・デービス(86年)、ロナルド・アクーニャJr.(2023年)に次いで5人目の偉業を達成。遊撃手としては、史上初の快挙だ。
 
 試合後、地元放送局『Bally Sports Cincinnati』の公式SNSは、デラクルーズの会見動画を公開。偉大な記録達成者の仲間入りを果たした22歳の怪物は、「僕にとって大きな意味がある。彼らは素晴らしい選手たちだ」と話し始め、「最高の気分だ。シーズンの最後に力強いフィニッシュを飾りたい」と意気込みを語っている。

 また、現地19日のマイアミ・マーリンズ戦で前人未到の「50-50」を成し遂げ、以降も「52-53」と自身の記録を伸ばし続けているロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平について言及。「アンビリーバブル。唯一無二の存在だ」と称賛のコメントを送り、「僕もやってみたい。難しいだろうけどね」と笑顔を浮かべていた。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】なぜ22歳の怪物は大谷翔平を"ツンツン"したのか。まさかの珍行動に二刀流スターから返ってきた意外な答えとは?

【画像】ドジャース対オリオールズ戦で始球式に登場!大谷翔平と"愛犬"デコピンの厳選ショット!

【画像】白シャツ姿、タキシードに、ニット姿まで!ユニホーム姿"じゃない"大谷翔平を厳選してお届け!