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大谷翔平が「これまで決して見せなかった感情を出している」ロバーツ監督が“変化”を指摘! 2打席連続で勝ち越し適時打「プレーのレベル上がった」

THE DIGEST編集部

2024.09.26

現地9月25日のパドレス戦で3打数2安打、2打点、1盗塁と活躍した大谷。(C)Getty Images

 またも偉才が大活躍だ。

 現地9月25日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、本拠地ドジャー・スタジアムで行われたサンディエゴ・パドレス戦に「1番・DH」として先発出場し、3打数2安打2打点、1盗塁と躍動。2001年シアトル・マリナーズのイチロー氏と並ぶ日本選手最多のシーズン56盗塁目に到達し、自身の記録も「53-56」に伸ばしている。

【動画】決勝タイムリーを放った大谷が、感情むき出しで雄叫びを上げた

 この試合、四球、見逃し三振で迎えた4回2死一、二塁の第3打席では、先発右腕ディラン・シースの初球スライダーを弾き返し、右翼フェンス直撃の適時二塁打をマーク。さらに、6回2死一、二塁の第4打席で3番手左腕エイドリアン・モレホンから中前への決勝適時打を放つと、今季56盗塁目となる二盗も決めた。

 高い集中力を保ち、勝負強さを発揮する大谷のパフォーマンスには、指揮官も賛辞を惜しまない。4対3で勝利した試合後、地元放送局『SportsNet LA』のSNSは、デーブ・ロバーツ監督の会見動画を公開。「彼がプレーのレベルを上げている」と話し始め、最近の戦いぶりから感じた背番号17の"変化"について言及している。
 
 続けて、「先週からこれまで決して見せなかった感情を出している」と日本人スターの印象を口にしたロバーツ監督は、「ポストシーズンへ向けて、この試合がいかに重要かを理解している」と指摘。「まさに期待していた通り。本当に上手く感情をコントロールしている。正しいエネルギーの方向だ」と称賛していた。

 現地26日のパドレス戦に勝てば、3年連続の地区優勝が決まるドジャース。いよいよ王手をかけたが、はたして明日の試合はどうなるか、今後の戦いも注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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