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大谷翔平が到達した”93.5%”にLA局は衝撃…「世界の盗塁王」を上回るメジャー史上トップ数値に唖然

THE DIGEST編集部

2024.09.29

大谷は58盗塁を決め、シーズン成功率がMLB史上トップの数値を叩き出した。(C)Getty Images

 別次元な成功率だ。

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地9月28日、敵地で行なわれたコロラド・ロッキーズ戦にスタメン出場し、5打数2安打の活躍。6回には二盗に成功して今季58盗塁目をマークし、自身の記録を「54本塁打-58盗塁」にまで伸ばした。

 スピードスターの勢いが止まらない。大谷は5回の第3打席に四球で出塁すると、すかさずスチールを敢行。悠々と二盗を成功したはずだったが、相手投手のボークとのちに記録が訂正され、幻の盗塁となった。だが、続く第4打席を右前打とすると、再び二盗を決めて今度こそ正真正銘の58個目の盗塁を記録した。

 大谷はこれで35回連続成功となり、今シーズンの盗塁成功率は驚異の93.5%。アウトになったのはわずか4回で、異常な数値を刻んでいる。
 
 地元ロサンゼルスの放送局『SportsNet LA』によると、55盗塁以上している選手の成功率トップ5のなかで、大谷の93.5%は歴代トップだと報告。2位は2008年ウィリー・タベラス(ロッキーズ)の90.7%、3位は1997年トニー・ウォマック(ピッツバーグ・パイレーツ)の89.6%が続き、MLB歴代1位の通算1406盗塁を誇るリッキー・ヘンダーソン(ニューヨーク・ヤンキース)は88.9%。「世界の盗塁王」よりも、今年の大谷が最も成功率は高い。

 リーグ首位打者まであと4厘差とバットに注目が向きがちだが、日本が誇るスーパースターは走塁でも圧倒的な確率で盗塁を積み重ねている。

構成●THE DIGEST編集部

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