大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)の躍動が止まらない。
現地9月28日のコロラド・ロッキーズ戦に1番・指名打者で先発出場した大谷は、5打数2安打1盗塁を記録した。13対2の大勝に貢献するとともに、打率を.310に上昇。レギュラーシーズン最終戦(日本時間29日)での逆転三冠王に向け、ラストスパートだ。
ドジャースのレギュラーシーズンは残り1試合。大谷はここまで54本塁打、130打点でリーグトップを独走し、打撃二冠をほぼ確実にしている。しかも、9月に限れば打率.398、10本塁打、32打点の大暴れ。出塁率(.466)と長打率(.786)を足し合わせたOPSは1.252と異次元の数値を叩き出しており、ロッキーズ戦の6回には二盗に成功して今月15個目の盗塁をマーク。自身のシーズン記録を「54本塁打-58盗塁」にまで伸ばした。
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの日本人スターには米記者から賛辞の声が送られている。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、月間10本塁打以上と15盗塁以上をマークしたのは20年前のカルロス・ベルトラン(10本塁打、16盗塁)のみ。しかも、今年8月に大谷は12本塁打、15盗塁をマークしており、異例の2か月連続でこの快記録を達成したことになる。
さらに同記者は「MLB史上シーズン50盗塁以上を達成した最多本塁打の選手」と題した興味深いデータを投稿。大谷は史上4人目の戦士として名を連ねた。
【シーズン50盗塁以上を達成した最多本塁打】
2024年 大谷翔平(54本、58盗塁)
2023年 ロナルド・アクーニャJr.(41本、73盗塁)
1990年 バリー・ボンズ(33本、52盗塁)
1987年 エリック・デービス(37本、50盗塁)
逆転での首位打者を狙う大谷はルイス・アラエス(サンディエゴ・パドレス)と4厘差。最低でも4安打以上が首位打者への必須条件であり、大谷にとってはやや厳しい状況である。だが、これまでいくつもの逆境を跳ね返してきた偉才なら大逆転での三冠王もゼロではない。わずかな可能性にかけ、大谷は明日のロッキーズ戦に臨む。
構成●THE DIGEST編集部
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ドジャースのレギュラーシーズンは残り1試合。大谷はここまで54本塁打、130打点でリーグトップを独走し、打撃二冠をほぼ確実にしている。しかも、9月に限れば打率.398、10本塁打、32打点の大暴れ。出塁率(.466)と長打率(.786)を足し合わせたOPSは1.252と異次元の数値を叩き出しており、ロッキーズ戦の6回には二盗に成功して今月15個目の盗塁をマーク。自身のシーズン記録を「54本塁打-58盗塁」にまで伸ばした。
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの日本人スターには米記者から賛辞の声が送られている。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、月間10本塁打以上と15盗塁以上をマークしたのは20年前のカルロス・ベルトラン(10本塁打、16盗塁)のみ。しかも、今年8月に大谷は12本塁打、15盗塁をマークしており、異例の2か月連続でこの快記録を達成したことになる。
さらに同記者は「MLB史上シーズン50盗塁以上を達成した最多本塁打の選手」と題した興味深いデータを投稿。大谷は史上4人目の戦士として名を連ねた。
【シーズン50盗塁以上を達成した最多本塁打】
2024年 大谷翔平(54本、58盗塁)
2023年 ロナルド・アクーニャJr.(41本、73盗塁)
1990年 バリー・ボンズ(33本、52盗塁)
1987年 エリック・デービス(37本、50盗塁)
逆転での首位打者を狙う大谷はルイス・アラエス(サンディエゴ・パドレス)と4厘差。最低でも4安打以上が首位打者への必須条件であり、大谷にとってはやや厳しい状況である。だが、これまでいくつもの逆境を跳ね返してきた偉才なら大逆転での三冠王もゼロではない。わずかな可能性にかけ、大谷は明日のロッキーズ戦に臨む。
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