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MLB

大谷翔平のMVPを“否定”したドジャース担当記者、PS進出かけた一戦の9回逆転HRに「考えが変わった」「リンドーアに投票すべき」と投稿

THE DIGEST編集部

2024.10.01

ともに素晴らしいシーズンを送った大谷(左)とリンドーア(右)。(C)Getty Images

ともに素晴らしいシーズンを送った大谷(左)とリンドーア(右)。(C)Getty Images

 MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は今季54本塁打130打点でリーグ二冠を達成。史上初の本塁打と盗塁の「50-50」、日本人初のトリプルスリー達成など歴史的なシーズンを送っており、特にシーズン中盤以降はMVPほぼ確実との見方が強くなっていた。しかしレギュラーシーズン後半に躍動し最終戦で殊勲打を放ったもうひとりのMVP候補を推す声が出てきた。

【画像】大谷翔平、逆転打で自身初の地区優勝を演出!ドジャース地区3連覇を決めたパドレス戦を特集!
 地元ラジオ局『ESPN LA』に出演しているドジャース担当のブレイク・ハリス記者は現地9月30日にXを更新。「実は考えが変わったんだ」との書き出しで以下のように主張した。

「ある野球選手(大谷)が、我々が見てきた中で最も偉大なシーズンのひとつを送っているにも関わらず、メディアはリンドーアに投票すべきだと思う。なぜなら彼はチームをワイルドカードに導くホームランを放ったからだ」

 メッツはこの日アトランタ・ブレーブスと“勝てばワイルドカード進出”という一戦に臨んでいた。6-7で迎えた9回表、1死一塁の場面で打席に立ったのはリンドーア。凡退すればチームの敗退が近づく緊張感の中、初球をスタンドへ運びポストシーズン進出を決定づけた。

 今季のナ・リーグMVPを巡っては、圧倒的なオフェンシブスタッツを叩き出した大谷、優れた打撃力を持ちながら卓越した遊撃守備も見せ、総合力の高さを発揮したリンドーアの2人で争われていた。しかし9月中旬にリンドーアが腰痛で欠場することが増えた一方、大谷が成績を大きく向上させ、総合的な貢献度を表すWARでリンドーアを上回ったことから論争は沈静化していた。

構成●THE DIGEST編集部

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