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ド軍のシリーズ突破に暗雲...“通常4~6週間のIL入り”の捻挫を負う主砲フリーマン、「プレーできる確率1%」の状態で強行出場→第2戦で途中交代

THE DIGEST編集部

2024.10.07

途中交代したフリーマン。(C)Getty Images

途中交代したフリーマン。(C)Getty Images

 MLBロサンゼルス・ドジャースは本拠地ドジャー・スタジアムで現地10月6日、ナ・リーグ地区シリーズ第2戦サンディエゴ・パドレス戦に臨み2-10で敗れた。シリーズ1勝1敗としたチームは主砲のひとりを欠くことになるかもしれない。

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 ドジャースMVPトリオの一角フレディ・フリーマンは現地9月26日のパドレス戦で右足首を捻挫。以降レギュラーシーズンは全休していたが、10月5日のポストシーズン地区シリーズ第1戦で復帰を果たし、5打数2安打で盗塁を決めるなど怪我の影響を感じさせないパフォーマンスを披露していた。

 第2戦も「3番・一塁」で先発出場したフリーマンだったが、初回に空振り三振、4回も相手の好守備でライトライナーに倒れると6回の守備にはつかず。代わりにマックス・マンシーが一塁に移り、キケ・ヘルナンデスが三塁手として出場した。

 米大手スポーツ専門メディア『The Athletic』によると、チームの医療スタッフからは怪我の回復のために通常4~6週間の故障者リスト入りが必要だと診断されていたといい、第1戦の試合当日、会場に到着した時にはフリーマン自身も出場する可能性は「とても低い」と考えていたという。また、マンシーはフリーマンの状態について「プレーできる確率は1%」だと聞かされていたという。

 フリーマンは負傷からわずか9日後に試合復帰。しかし怪我が回復したわけではなく、この裏では医師による注射等の治療を受けたことを認めている。今回球団から発表された交代理由は「右足首の違和感」でやはり怪我の影響があったとみられる。投手陣に不安を抱えるドジャースにとってはMVPトリオを中心とした打線の援護も重要になってくるため、フリーマンの状態次第ではシリーズの行方も変わってくるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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