10月9日、野球の日本代表を率いる井端弘和監督が11月に開催される「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs チェコ」及び「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」の記者会見に出席し、代表メンバー28人を発表。大会連覇に向けて意気込みを述べた。
多士済々な顔ぶれが名を連ねた。昨春に14年ぶりの世界一奪還を果たしたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)組からは岡本和真(巨人)、源田壮亮(西武)、牧秀悟(DeNA)ら7人。初選出は今季13勝を挙げた阪神の才木浩人、チーム最多の139試合に出場して打率.273、8本塁打をマークした29歳の佐野恵太(DeNA)ら10人を選んだ。井端監督は「バランスよく選べたと思いますし、若い選手がどんどん出てきたっていうところでは長く日本の野球が強くあり続けるには必要なこと」と説明した。
今年3月に行なわれた欧州代表との親善試合ではWBCで主軸を担った村上宗隆(ヤクルト)が4番を務めたが、同選手は5日の広島戦で右足に自打球を受け、親指を骨折。今大会のメンバーから外れた。「こちらとしても痛い」と嘆いたが、「彼はまだ若いですし、将来まだある選手」と話したうえで、「WBC以降も毎年のように国際試合が目白押しなので、それを踏まえて若い選手でいくというのは変わらない。ひとりでも多く国際試合を経験して、次のWBC以降も何か活かしてもらえればいい」と主砲の離脱をむしろプラスに捉え、若手の奮起に期待を寄せた。
では、注目の4番は誰が務めるのか。井端監督は「グラウンドに行く前やユニホームを着る前に決めていくと、ろくなことが起きない」と言うが、「4番はやっぱり今のところ...可能性が高いのは岡本選手かなと思います」と明かした。巨人時代にはコーチとして指導した大砲に、「現在はチームを引っ張る立場としてプレーしているので、自分だけでなくチームのことを考える選手になったところが、頼もしく思います」と高く評価した。
昨年にトップチームの監督就任後、初の国際大会を迎える指揮官は「目標はまず世界一。連覇することだと思います」と堂々宣言。目標達成に向けて、まずはチームがひとつになることが重要なカギだと強調しながら、「日本を背負って立って代表に選ばれたというところでは、しっかりと行動だったり言動というところでやってもらいたい」と代表メンバー全員に侍戦士としての自覚を求めた。
【侍ジャパン代表メンバー】※は初選出
<投手>
15 大勢(巨人)
16 隅田知一郎(西武)
17 伊藤大海(日本ハム)
19 高橋宏斗(中日)
20 戸郷翔征(巨人)
21 早川隆久(楽天)
35※才木浩人(阪神)
46※藤平尚真(楽天)
47※鈴木昭汰(ロッテ)
50 清水達也(中日)
56※鈴木翔天(楽天)
57※北山亘基(日本ハム)
60※横山陸人(ロッテ)
<捕手>
22 古賀悠斗(西武)
31 坂倉将吾(広島)
32※佐藤都志也(ロッテ)
<内野手>
2 牧秀悟(DeNA)
4 吉川尚輝(巨人)
6 源田壮亮(西武)
23 栗原陵矢(ソフトバンク)
24 紅林弘太郎(オリックス)
25 岡本和真(巨人)
51 小園海斗(広島)
<外野手>
1 森下翔太(阪神)
5※五十幡亮汰(日本ハム)
7※佐野恵太(DeNA)
8※辰己涼介(楽天)
66 万波中正(日本ハム)
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
【画像】初選出が10人!野球日本代表「侍ジャパン」井端弘和監督がプレミア12に挑むメンバー28人を発表!
【画像】プレミア12に挑む野球日本代表「侍ジャパン」のメンバーを紹介!(投手編)
【画像】プレミア12に挑む野球日本代表「侍ジャパン」のメンバーを紹介!(捕手・内野手・外野手編)
多士済々な顔ぶれが名を連ねた。昨春に14年ぶりの世界一奪還を果たしたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)組からは岡本和真(巨人)、源田壮亮(西武)、牧秀悟(DeNA)ら7人。初選出は今季13勝を挙げた阪神の才木浩人、チーム最多の139試合に出場して打率.273、8本塁打をマークした29歳の佐野恵太(DeNA)ら10人を選んだ。井端監督は「バランスよく選べたと思いますし、若い選手がどんどん出てきたっていうところでは長く日本の野球が強くあり続けるには必要なこと」と説明した。
今年3月に行なわれた欧州代表との親善試合ではWBCで主軸を担った村上宗隆(ヤクルト)が4番を務めたが、同選手は5日の広島戦で右足に自打球を受け、親指を骨折。今大会のメンバーから外れた。「こちらとしても痛い」と嘆いたが、「彼はまだ若いですし、将来まだある選手」と話したうえで、「WBC以降も毎年のように国際試合が目白押しなので、それを踏まえて若い選手でいくというのは変わらない。ひとりでも多く国際試合を経験して、次のWBC以降も何か活かしてもらえればいい」と主砲の離脱をむしろプラスに捉え、若手の奮起に期待を寄せた。
では、注目の4番は誰が務めるのか。井端監督は「グラウンドに行く前やユニホームを着る前に決めていくと、ろくなことが起きない」と言うが、「4番はやっぱり今のところ...可能性が高いのは岡本選手かなと思います」と明かした。巨人時代にはコーチとして指導した大砲に、「現在はチームを引っ張る立場としてプレーしているので、自分だけでなくチームのことを考える選手になったところが、頼もしく思います」と高く評価した。
昨年にトップチームの監督就任後、初の国際大会を迎える指揮官は「目標はまず世界一。連覇することだと思います」と堂々宣言。目標達成に向けて、まずはチームがひとつになることが重要なカギだと強調しながら、「日本を背負って立って代表に選ばれたというところでは、しっかりと行動だったり言動というところでやってもらいたい」と代表メンバー全員に侍戦士としての自覚を求めた。
【侍ジャパン代表メンバー】※は初選出
<投手>
15 大勢(巨人)
16 隅田知一郎(西武)
17 伊藤大海(日本ハム)
19 高橋宏斗(中日)
20 戸郷翔征(巨人)
21 早川隆久(楽天)
35※才木浩人(阪神)
46※藤平尚真(楽天)
47※鈴木昭汰(ロッテ)
50 清水達也(中日)
56※鈴木翔天(楽天)
57※北山亘基(日本ハム)
60※横山陸人(ロッテ)
<捕手>
22 古賀悠斗(西武)
31 坂倉将吾(広島)
32※佐藤都志也(ロッテ)
<内野手>
2 牧秀悟(DeNA)
4 吉川尚輝(巨人)
6 源田壮亮(西武)
23 栗原陵矢(ソフトバンク)
24 紅林弘太郎(オリックス)
25 岡本和真(巨人)
51 小園海斗(広島)
<外野手>
1 森下翔太(阪神)
5※五十幡亮汰(日本ハム)
7※佐野恵太(DeNA)
8※辰己涼介(楽天)
66 万波中正(日本ハム)
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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