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リリーフ投手主体で“完勝8-0”のド軍ロバーツ監督、第5戦も「ブルペンデーを行なう可能性」と発言。米記者は「レバーを上手く操作している」と采配に賛辞

THE DIGEST編集部

2024.10.10

第5戦の先発投手についての明言を避けたロバーツ監督。(C)Getty Images

第5戦の先発投手についての明言を避けたロバーツ監督。(C)Getty Images

 MLBロサンゼルス・ドジャースは現地10月9日の敵地サンディエゴ・パドレス戦に8-0で完勝。ナ・リーグ地区シリーズを2勝2敗のタイに戻し、最終第5戦に挑むこととなった。

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 今回の試合をブルペンデー(リリーフ投手を先発させる戦術)で挑んだドジャース投手陣は、負ければポストシーズン敗退が決まる一戦を計8人で零封リレーという完璧な仕事で支配した。

 また、専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者はデーブ・ロバーツ監督がピンチの場面で下した采配に「ブルペンのレバーを上手く操作している」と賛辞を送った。

 5回裏のパドレスの攻撃で4番手アレックス・ベシアが無死一、二塁のピンチを招いた際、ロバーツ監督はマウンド上の投手を信じ続投を決断。ベシアはその後、空振り三振、ライトフライと2アウトをとってその期待に応えた。

 そこでエバン・フィリップスへの継投を決めたロバーツ監督はマウンドに行き、快投に感謝するようにベシアを叩いて交代を告げた。フィリップスも強打者フェルナンド・タティースJr.を抑え、最終的に勝ち投手となった。

 地元メディア『Orange County Register』のドジャース番記者、ビル・プランケット氏によると、試合後にロバーツ監督は第5戦の先発投手はまだ決まっていないとし、第1戦で先発した山本由伸、第2戦で投げたジャック・フラハティら先発投手ではなく「(今日と)同じプレイブックを再び実行して、ブルペン戦を行なう可能性もある」と発言したという。

 今回のシリーズを通して先発陣の成績が大きく落ち込んでいる中、ロバーツ監督が今日の試合の手ごたえをどのように感じているか、決断に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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