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大谷翔平、2四球も3打数無安打と快音聞かれず。ドジャースも“無敗”のブルペンゲームが実らず、シリーズ勝敗は1勝1敗のタイに

SLUGGER編集部

2024.10.15

大谷はリーグ優勝決定シリーズ第2戦では無安打。チームも反撃及ばず敗れ、1勝1敗のタイとなった。(C)Getty Images

大谷はリーグ優勝決定シリーズ第2戦では無安打。チームも反撃及ばず敗れ、1勝1敗のタイとなった。(C)Getty Images

 現地10月14日、ドジャー・スタジアムにて行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦は、ドジャースは3対7で敗戦。1番・DHでスタメン出場した大谷翔平は3打数無安打2四球に終わった。

 本来はリリーフのライアン・ブレイジャーが先発マウンドに登るなど、地区シリーズ第4戦以来のブルペンゲームで臨んだドジャース。だが、初回表にいきなりフランシスコ・リンドーアに先頭打者ホームランを浴びて、連続イニング無失点は33で途切れてしまう。大谷も第1打席、左のサイドハンドの相手先発ショーン・マナエアに第1打席はまず三振に倒れる。

 2回には2番手のランドン・ナックがマーク・ビエントスにグランドスラムを浴びるなど、昨日と立場を入れ替えたとばかりに一気に0対6と大量リードされてしまう。反撃の狼煙を挙げたい中、大谷は3回の第2打席も空振り三振。ドジャース打線もなかなかマナエアの攻略糸口がつかめない。

 5回にマックス・マンシーに一発が出てようやく1点を返したものの、試合が後半に入ってもなかなかドジャースは反撃に出られない。この回のラストバッターとして打席に立った大谷は、今度はファーストフライ。
 

 6回には先頭のムーキー・ベッツとテオスカー・ヘルナンデスが相次いで四球で出塁し、フレディ・フリーマンもフィルダーズ・チョイスで生きて満塁とした後、トミー・エドマンにタイムリーが出て3点差に迫るも、“プレーオフ男”キケ・ヘルナンデスが併殺に倒れてしまう。

 7回には大谷に第4打席が回ってくるが、この日4度目のランナーなし。投手はフィル・メイトンに代わっていたが、明らかに勝負する気はなしの外角高めのボール球が4球続いて歩かされてしまった。後続2人が抑えられてしまい、ドジャースは結局この回も無得点に終わった。

 8回には2死一、二塁の好機を作るが、ここでメッツは絶対的守護神のエドウィン・ディアズを投入してくる。ドジャースはダブルスチールで揺さぶりを懸けつつチャンスを広げ、打者もキケ・ヘルナンデスだったが、打ち取られて得点は挙げられなかった。

 さらにメッツに1点を追加された後、9回裏には大谷に打席が回ってきた。前の打者アンディ・パヘスが出塁し、無死一塁とこの日初めて走者ありの状況での打席。だが、フルカウントからの四球となり、この日は3打数無安打2四球という結果に。無死一、二塁のチャンスにはなったが後続が凡退して結果は実らず、ドジャースは敗戦。シリーズ勝敗は1勝1敗のタイとなった。

構成●SLUGGER編集部

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