ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が陥っている不振は、ダルビッシュ有がきっかけだったかもしれない。地元紙『Los Angeles Times』は10月15日の記事で大谷の不調に言及。「オオタニの場合、打席で苦戦している理由は、サンディエゴ・パドレスの先発投手ダルビッシュだったようだ」と報じた。
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パドレスとの地区シリーズで大谷はダルビッシュと二度対戦。第2戦では3打数無安打(空振り三振、一ゴロ、投ゴロ)、第5戦でも3打数無安打(空振り三振、三飛、空振り三振)と当たりが出なかった。
「ダルビッシュとの6打席の対戦でオオタニは安打を打てず、3三振を喫した。超人的なレギュラーシーズンとは一転、まったく当たりが出なかった。ダルビッシュとの対戦時、オオタニは打席のなかで不安そうだった。第5戦では、ゾーン外のスライダーを追いかけて三振。真ん中のカッターはポップフライ。外側のカーブを追いかけて、また三振。第5戦以降、オオタニは本来の調子を保てなくなっている」
ニューヨーク・メッとのリーグ優勝決定シリーズ初戦こそ4打数2安打、打点1と結果を出したが、第2戦では3打数無安打、2三振。「10月のポストシーズンだけに限れば、オオタニは走者がいる場面で8打数6安打なのに対し、走者なしの場面では19打数無安打となっている」。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督はメッツとの第3戦の前日、記者会見でダルビッシュ相手の苦戦、そしてゾーン外のボールを追いかける大谷の悪い癖を指摘した。「ダルビッシュと対戦した打席には驚いた。ダルビッシュに対してストライクゾーンを広げたんだ」。
同紙は前日会見に臨んだ大谷のコメントの記載。「感覚は悪くないと思う。大きな変化をつけるというよりは、レギュラーシーズンのいいところを継続していきたい」と、本人はとくに気にしていない様子だった。
ロバーツ監督は走者なしの打席が振るわない大谷の打順の変更を検討していないと語り、続けて「物事が変わるのは面白いものだ。シーズン序盤には得点圏に走者がいる時に打てないことが懸念されていた。そしていまは、チーム全員が走者を置いた状況でショウヘイを打席に立たせようと懸命になっている」と明かした。その様子を同紙は「ロバーツ監督のオオタニに対する信頼は揺るぎない」と記すほどだった。
第3戦のメッツの先発は右腕のルイス・セベリーノ。はたして大谷はどのような打席を見せてくれるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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「ダルビッシュとの6打席の対戦でオオタニは安打を打てず、3三振を喫した。超人的なレギュラーシーズンとは一転、まったく当たりが出なかった。ダルビッシュとの対戦時、オオタニは打席のなかで不安そうだった。第5戦では、ゾーン外のスライダーを追いかけて三振。真ん中のカッターはポップフライ。外側のカーブを追いかけて、また三振。第5戦以降、オオタニは本来の調子を保てなくなっている」
ニューヨーク・メッとのリーグ優勝決定シリーズ初戦こそ4打数2安打、打点1と結果を出したが、第2戦では3打数無安打、2三振。「10月のポストシーズンだけに限れば、オオタニは走者がいる場面で8打数6安打なのに対し、走者なしの場面では19打数無安打となっている」。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督はメッツとの第3戦の前日、記者会見でダルビッシュ相手の苦戦、そしてゾーン外のボールを追いかける大谷の悪い癖を指摘した。「ダルビッシュと対戦した打席には驚いた。ダルビッシュに対してストライクゾーンを広げたんだ」。
同紙は前日会見に臨んだ大谷のコメントの記載。「感覚は悪くないと思う。大きな変化をつけるというよりは、レギュラーシーズンのいいところを継続していきたい」と、本人はとくに気にしていない様子だった。
ロバーツ監督は走者なしの打席が振るわない大谷の打順の変更を検討していないと語り、続けて「物事が変わるのは面白いものだ。シーズン序盤には得点圏に走者がいる時に打てないことが懸念されていた。そしていまは、チーム全員が走者を置いた状況でショウヘイを打席に立たせようと懸命になっている」と明かした。その様子を同紙は「ロバーツ監督のオオタニに対する信頼は揺るぎない」と記すほどだった。
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