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プロ野球

【2024ドラフト候補ランキング最終版|31~40位】広陵・高尾、神村学園・正林と甲子園を沸かせた好素材の高校生がランクイン<SLUGGER>

西尾典文

2024.10.19

高尾(左)、正林(右)とも高校野球ファンにとってはおなじみ。ドラフトではどのような評価を受けるだろうか? 写真:THE DIGEST写真部

高尾(左)、正林(右)とも高校野球ファンにとってはおなじみ。ドラフトではどのような評価を受けるだろうか? 写真:THE DIGEST写真部

 2024年のドラフトまであと1週間を切った。今年も将来性豊かな選手が揃う中、いよいよドラフト候補ランキングの最終版を発表する。

▼40位:小船翼[投手・知徳高](前回順位:38位)
(こぶね・つばさ/右投右打)
 身長2メートル近い長身で100㎏以上の体重という日本人離れした体格が魅力の超大型右腕。春の県大会では152キロもマークして話題となった。その後は調子を落とし、夏は不本意な投球に終わったが、スケールの大きさは抜群だ。
タイプ診断:#ロマン系

▼39位:高尾響[投手・広陵高](前回順位:25位)
(たかお・ひびき/右投右打)
 名門広陵で1年夏から背番号「1」を背負う実戦力の高い右腕。上背はないものの、力を入れるとストレートは145キロを超え、コーナーに投げ分ける制球力も備えている。夏の甲子園、U-18アジア選手権では調子を落としていただけに、プロ側の評価が気になるところだ。
タイプ診断:#大黒柱

▼38位:石見颯真[遊撃手・愛工大名電高](前回順位:43位)
(いしみ・そうま/右投左打)
 入学直後から名門の愛工大名電でレギュラーとして活躍している左の強打者。ボールを呼び込むのが上手く、広角に強烈な打球を放つ。春の選抜でも初戦で敗れたものの2安打を放つ活躍を見せた。プロ入りを目指して外野からショートにコンバートとなり、守備面で幅が出たのも大きなプラスだ。
タイプ診断:#打撃職人
▼37位:浅利太門[投手・明治大](前回順位:圏外)
(あさり・たもん/右投右打/興国高)
 東京六大学で注目を集めている大型右腕。先発では結果が残せず、秋も短いイニングでの登板が多いが、好調時のストレートの勢いは目を見張るものがある。将来性の高さは大学球界でも屈指で、強いプロ志望だけに指名の可能性も高そうだ。
タイプ診断:#未完の大器

▼36位:林翔大[投手・大阪経済大](前回順位:49位)
(はやし・しょうた/右投右打/乙訓高)
 関西の大学生右腕ではトップと言える存在。下級生の頃から常に安定した投球を見せており、この春もリーグ1位の投球回、奪三振を記録し、防御率0.88と見事な成績を残した。試合を作る能力は大学球界でもトップクラスで、先発候補として注目が集まる。
タイプ診断:#安定感◎

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