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「あまりに優秀すぎる大谷翔平とドジャースにはかなわない」NY紙記者が実力差に呆然「もはや抑えることはできない」「来年50ー50ー20を達成しても驚かない」

THE DIGEST編集部

2024.10.19

NY紙記者がドジャースの大谷翔平を称賛。「メッツのどの選手よりも、あまりに優秀すぎる」と報じた。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・メッツのリーグ優勝決定シリーズ(7戦4勝制)は第4戦を終えて、ドジャースが3勝1敗。ワールドシリーズ進出に王手をかけた。この状況にメッツの地元紙『New York Post』のジョン・ヘイマン記者は、第3戦と第4戦に本塁打を放った大谷翔平について、「50ー50の男は、メッツのどの選手よりも、あまりに優秀すぎる」と記した。

【動画】リーグ優勝決定シリーズ第4戦の"大谷翔平ハイライト"

「メッツは魔法のように楽しい10月の試合を通じて、情熱や気概を見せてきた。それは素晴らしいものだった。しかし、そんなメッツでも野球史上おそらく比類なきスキルを持つショウヘイ・オオタニ、そしてそんな選手を擁するドジャースにはかなわないようだ。オオタニはポストシーズンに入ってから不振と言われてきた。しかし、不振と言われていたオオタニがいまでも苦しんでいるとするなら、もはや抑えることはできない。このスポーツを人類が始めて以来、オオタニはその誰よりも優れている選手である可能性が高い。来年、50(本塁打)ー50(盗塁)ー20(勝)を達成しても、誰も驚かないだろう」

 第3戦で大谷は敵地シティ・フィールドの右翼ポール際2階席にポストシーズン第2号となる大飛球アーチを放った。同紙によると、ドジャースのチームメイト、トミー・エドマンは「誰も打ち込まないようなところに、ゴルフボールのように打ち込んだ」と語り、メッツのJD・マルティネスは「14歳の少年が10歳の少年たちとプレーしているみたいだ。球場は彼にとって小さすぎる。ものすごいパワーを持ち、とんでもなく強い打球を打つ。致命的な組み合わせだね」と驚嘆していたという。
 
 それでもヘイマン記者は、「たしかにまだメッツは負けていない。開幕当初は0勝5敗から、5月下旬の22勝33敗から、そして9月に快進撃を見せて最終的には89勝73敗と挽回した。ポストシーズンでもミルウォーキー・ブルワーズとフィラデルフィア・フィリーズに勝利した。メッツはカムバックのスペシャリストだ。誰がこんなメッツを予想しただろうか。本来ならとっくにシーズンを終えていたはずだ。今ポストシーズンでうまく機能しているブルペン力で、リーグ最強チームから3連勝する必要がある」と、崖っぷちからの大逆転を期待した。

構成●THE DIGEST編集部

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