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MLB行きを熱望する佐々木朗希に米専門サイトが熱視線!フィリーズは「彼と契約するために全力を尽くすべき」と指摘

THE DIGEST編集部

2024.10.21

MLB挑戦を表明しているロッテの佐々木朗希。写真:THE DIGEST写真部

 ロッテ・佐々木朗希のMLB挑戦について、フィリーズ専門サイト『Philly Sports Network』は現地時間10月19日(日本時間20日)、「フィリーズはNPBのスーパースター、ロウキ・ササキの獲得に全力を尽くすべきだ」と題した記事を配信。地元フィリーズに対して佐々木の獲得を後押しした。

 同メディアは佐々木について、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸と比較し、「彼はメジャー・リーグに来る前のヤマモト・ヨシノブよりも遙かに速い球を投げている」と称賛した。

 また佐々木の懸念点について、同メディアは「問題は彼が所属する球団(ロッテ)にあり、NPBの規定では、許可なくポスティングシステムを利用するには9年間の在籍が必要だ。ササキは昨オフにポスティングシステムを要請したが、球団側が拒否したため、日本で4年目のシーズンを過ごすことになった。米記者ジェフ・パッサン氏によると、この拒否により球団と選手の関係は損なわれた」と指摘した。

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 さらに、同メディアはフィリーズが佐々木を獲得するべきかについて言及。「先発投手を『必要』としていない。だが、彼はヤマモト・ヨシノブよりも良いピッチャーに見えるし、まだ22歳だ。もし、ササキがロッテからポスティングされるなら、フィリーズは彼と契約するために全力を尽くさなければならない」と強調して地元球団の佐々木獲得について綴った。

 また同メディアは佐々木について「彼はそれほど有望な選手だ。フィラデルフィアに彼のような才能を持ってくれば、今後何年もエースとして活躍してくれるに違いない」とも記し、佐々木について高く評価した。

 しかし、佐々木獲得の道は険しく、同メディアは「ドジャース、メッツ、ヤンキースはフィリーズよりも有利な立場にある。ドジャースは地理的に有利なだけでなく、オオタニ・ショウヘイとヤマモト・ヨシノブという2人のスーパースターを擁している」と綴り、フィリーズの佐々木獲得は「厳しい戦いになる」と予想している。

 日に日に過熱するMLBのオフシーズンの動向に今後も目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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